どのジャンルにも「専門用語」というものは存在すると思います。
そのジャンルに通じた人にとっては当たり前だけれど、通じていない人にとっては何を指しているのかすら分からないような言葉ってありますよね。
ジャグラーシリーズに関しても、ジャグラーの話をする時に自然と使われやすい言葉というものは存在します。
そんなジャグラー用語の中には、ジャグラー初心者の方はもちろん、ある程度ジャグラーに触れている方でも知らない言葉というのも少なからず有るのではないでしょうか。
そこで今回はジャグラー用語、さらにはジャグラーと関連性の高いパチスロ用語について解説して行きたいと思います。
目次
ジャグラー関連用語解説
※五十音順に掲載しています。
あ行
1G連(いちげーむれん、いちじーれん)
前回ボーナス後1G目でボーナスが当選する事。
ジャグラーシリーズの場合多くの機種で軍艦マーチが流れる(一部の機種で例外あり)。
オカルト
解析情報的に根拠のない思い込みや勘違い、そこから生じる正攻法からズレた立ち回り等の事。
例:「この台は3回連続深いところまで連れていかれてるから、次に当たったら100G以内に3連チャンはするだろう」
か行
ガコッ
4号機のジャグラーガールで初採用され、5号機アイムジャグラーシリーズなどでお馴染みのGOGO!ランプ点灯時に一定割合で発生する告知音。
インパクトのある告知音でジャグラーシリーズの演出に華を添えている一方、この音が苦手である事を理由にガコッ音の発生しないジャグラー機種(マイジャグラーシリーズ、ゴーゴージャグラーシリーズなど)を好んで打つ人も多数存在する。
ガックン
正確には「リールガックン」と言い、設定変更後1G目のリールが通常遊戯と比べて少々異なった挙動(一瞬ブルっと震えるような動き)を見せる事。
「ガックン」と言われているものの実際にはガックンというほど分かりやすいものではなく、「リールのブレ」と表現したほうが実際の動きを表現する上では適切と言える。
以前はジャグラーシリーズのリセット判別方法として王道とされていたが、ファンキージャグラー以降のジャグラー機種においては目視での判別が困難となった。
機械割(きかいわり)
その台の出玉性能を表すものであり、投入枚数に対してどの程度の払出し枚数を期待できるかを表した数値である。
出玉率、PAYOUT(ペイアウト)とも言う。
機械割110%というのは、投入枚数に対して110%の払い出しが期待できるという事である。
キュインジャグラー
ジャグラーのGOGO!ランプ点灯時にキュイン音を発生させる外部装置。
仕組みとしてはGOGO!ランプ裏にランプの点灯を察知するセンサーを備え付けて、ランプの点灯に応じて別途備え付けられたスピーカーからキュイン音を発生させている。
正式名称は「ラッキーボイス」など。
クレジット連
前回ボーナス終了時の段階でクレジットにあったメダルを使い切る前にボーナスが当選する事。
ノーマルタイプパチスロにおいて連チャンの定義として最も分かりやすいもの。
軍艦マーチ
ジャグラーシリーズにおいて1G連、あるいは前回ボーナスから3G以内のビッグ当選で流れるプレミアBGMの事。
検定切れ
パチスロの検定期間(3年間)が経過した状態の事。
ジャグラーシリーズのような人気機種の場合は基本的に、検定切れとなるタイミングで再認定(+3年間)を受けるため、正規の運用期間は合計で6年間となる事が多い。
なお、5号機末期に関しては「前倒し認定」を行う機種も多く、また機種によって認定が受けられない事などもあり状況が錯そうしている。
小役同時当選(こやくどうじとうせん)
ボーナスが当選する時に小役と同時に成立する事。
逆にボーナスのみが成立する事を単独当選と言う。
小役優先制御
ボーナスが内部的に成立している状態で同時に小役が成立した場合、両方が揃えられる位置でリールを停止させた場合、小役の入賞が優先される制御の事。
多くのパチスロ機はこの制御を採用しているが、ジャグラーシリーズにおいては少数派である。
GOGO!ランプ(ごーごーらんぷ)
ジャグラーシリーズ不変のボーナス告知ランプの名称。
名前の由来は初代ジャグラー時に流行っていた「ゴーゴーギャル」だったと言う。
ちなみに表記は「GOGO!」であって「GO!GO!」ではない点に注意。
さ行
実機アプリ
パチスロ機を再現したスマートフォン用アプリの事。
内部数値なども完全に再現されているクオリティーの高いアプリも多い。
ジャグキャラ(ジャグラーキャラクター)
ジャグラーシリーズ機のパネルやリール絵柄などに描かれているキャラクター達。
彼らの生態は謎に包まれている。
ジャグナビ
ジャグラーコーナーに設置されるボーナス回数を表示する外部装置。
通路端からもボーナス回数が見えやすいように配慮された装置であるが、実際に活用しているユーザーは少ない模様。
ジャグビー
ジャグラーシリーズの代表的なモブキャラである。
リール絵柄としても登場している。
ピエロとの関係性は不明。
ジャグミー
ジャグラーシリーズのメインヒロインであるジャグリーの妹。
姉との見分け方は口元にホクロのある方がジャグミーである。
ピエロとの関係性は不明。
ジャグリー
ジャグラーシリーズのメインヒロインである。
瓜二つの妹にジャグミーがいる。
ピエロとの関係性は不明。
ジャグ連
ジャグラーにおいてボーナスが連チャンする事。
ジャグ連の定義も連チャンの定義に従い個々人によって異なり、100G以内での当選を指す人がいる一方で、クレジット連の事を指す人もいる。
ジャグラーは毎ゲーム抽選のノーマルタイプ機種であるため、意図的に連チャンをさせるような機能は搭載されておらず、完全なユーザーのヒキである。
ジャンジャンバリバリ(ジャンバリ)
「軍艦マーチ」の事であり、それが流れる状況(主に1G連)の事を指す。
軍艦マーチ中の合いの手として「ジャンジャンバリバリジャンジャンバリバリ」という音声が入っている事に由来する。
準備目
一定のリズムかつ順番でリールを止める事で第2・3停止を目押しせずともボーナスが揃うように調整したリール出目である。
ジャグラーシリーズの場合、GOGO!ランプが点灯後に準備目を作り次ゲームでボーナスを高速揃えさせるような使い方をする。
スペシャルボーナス音(BGM変化、音変化)
ジャグラーシリーズにおいて特定条件を満たしたビッグボーナス当選時に、ボーナス中BGMが通常とは異なるものに変化したもの。
前回ボーナス後1G目や3G以内、100G以内のゾロ目ゲーム数での変化が定番。
ゾロ目(ぞろめ)
同じ数字が連なっている数値の事、66や111など。
ジャグラーシリーズにおいては、100G以内のゾロ目ゲーム数でビッグボーナスを引いた場合、ボーナス中BGMが特殊なものに変化する。
た行
台キープ(台取り)
その台を自分が打っている(確保している)状態の事であり、それを他人に示すために行う措置の事でもある。
適当打ち(てきとううち)
毎ゲームチェリーを狙うような事をせず、適当にリールを停止させる打ち方。
「フリー打ち」や「オヤジ打ち※」といった呼び方もある。
※過去においては中高年ユーザーは適当打ち割合が高かった事からこの呼び名が存在したが、現状では必ずしもそうとは言えなくなった事で近年はあまり使われなくなった。
な行
生入り(なまいり)
GOGO!ランプを点灯させる事無くボーナスを入賞させる事。
どちらかと言えば意図しない形でボーナスを成立ゲーム(先ペカなし)で揃えてしまった時に使う。
例:「よそ見して打ってたら生入りしちゃった」
認定切れ
パチスロの検定期間(3年間)が経過した状態で更に正規の運用期間を延長したい場合に認定申請を行い、その許可が出た段階から3年経過した状態の事。
ジャグラーシリーズのような人気機種の場合は基本的に、検定切れとなるタイミングで再認定(+3年間)を受けるため、正規の運用期間は合計で6年間となる事が多い。
なお、5号機末期に関しては「前倒し認定」を行う機種も多く、また機種によって認定が受けられない事などもあり状況が錯そうしている。
ネジる
第三停止ボタンを押したままボタンをネジるようなアクションを取る事。
一般にボタンをネジるアクションが伴わない場合も、ジャグラーにおいて第三ボタンを長押し事はネジると表現される。
ボタンを離した瞬間にGOGO!ランプが点灯する事を願って行う願掛けの一つである。
は行
ハマり
一定以上のゲーム数をボーナスが当たらないまま消化する事。
具体的に何ゲームからハマリであるかは個々人の認識によって大きく異なる。
ヒキ(ひき)
パチスロにおいてボーナスを始めとした嬉しいものを引き当てる運の事。
例:「今日はビッグのヒキが良いな」
ビッグボーナス(BIG)
5号機ジャグラーシリーズにおいては300枚強のメダルを獲得できるボーナス。
正式名称は「第一種特別役物にかかる連続差動装置」である。
ピエロ
ジャグラーシリーズのメインビジュアルであり、ジャグラーを象徴するキャラクターである。
同一人物の呼称として、「腐れピエロ」といったものも存在する。
ブドウ抜き(ぶどうぬき)
ボーナス成立後に1枚掛けでボーナスを揃える時、内部的に成立している可能性のあるブドウをフォローしつつボーナスを目押しする技。
ペカる
GOGO!ランプが点灯する事であり、つまりはボーナスの成立を意味する。
「先ペカ」は先告知のGOGO!ランプ点灯を意味し、「後ペカ」は第三ボタンを離したタイミングでの告知を意味する。
一般的に後ペカはあまり使われない(後ペカが通常パターンで先ペカが変則パターンという認識があるため)。
ボーナス
ジャグラーシリーズにおいてはビッグボーナス(BIG)とレギュラーボーナス(REG)の事を指す。
ジャグラーシリーズにおいてメダルを増やす主要な役である。
ボーナス優先制御
ボーナスが内部的に成立している状態で同時に小役が成立した場合、両方が揃えられる位置でリールを停止させた場合、ボーナスの入賞が優先される制御の事。
ジャグラーシリーズはこの制御を採用している機種が多いのだが、多くのパチスロ機の中においては少数派である。
ま行
目押し(めおし)
リールの特定位置(絵柄)を特定の場所に狙って止める事。
ジャグラーシリーズにおいては主にボーナス絵柄を揃える事を「ボーナスの目押し」と表現して使用する。
ら行
連チャン(れんちゃん)
ボーナスが比較的早い間隔で当たる事。
前回ボーナスから具体的に何ゲーム目までに当たれば連チャンなのかといった点に関しては個々人の認識により異なる。
クレジット連や100G以内がジャグラーにおいては連チャンと認識される事が多い。
リプレイ絵柄(りぷれいえがら)
ジャグラーシリーズのリプレイ絵柄は毎回趣向を凝らしたものとなっており、それぞれの機種のリプレイキャラがオリジナルキャラクターとして存在感を放っている。
具体例:ツノッチ、オっぽ、トラっぴ など
リール制御(りーるせいぎょ)
パチスロにおいて内部的に成立している役に応じて実際に停止するリール位置を調整する機能の事。
ジャグラーシリーズにおいては特に、小役優先制御とボーナス優先制御の話で登場する用語である。
リール出目(りーるでめ)
リールの有効範囲内に停止しているリール絵柄の組み合わせの事。
ジャグラーシリーズを含めて一般的なパチスロの場合、3リール×縦3位置(上段・中段・下段)の合計9絵柄の組み合わせの呼称である。
リールの空回し(りーるのからまわし)
リールをストップボタンで停止させることなく回転させ続ける事、ひいてはその結果ジャグラーシリーズにおいてはリールが自動停止する様子までを指す。
ホールに設置されている多くの台は空回しをしてもリールは自動停止せず延々と回り続けるだけだが、ジャグラーシリーズは例外的に自動停止するようになっている点で空回しが注目されやすい。
リールの自動停止(りーるのじどうていし)
ジャグラーシリーズにおいてリールを空回しにし続けた場合、ストップボタンを押していないにも関わらずリールが自動的に停止する事。
自動停止の場合、内部的に小役が成立していても自動停止では小役が停止しないように制御されるため、内部的に小役が非成立である事を確認した場合以外での空回しは推奨されない。
リール配列(りーるはいれつ)
パチスロにおいてリールに描かれている絵柄並び方の事。
レギュラーボーナス(REG)
5号機ジャグラーシリーズにおいては100枚強のメダルを獲得できるボーナス。
正式名称は「第一種特別役物」である。
©KITA DENSHI