ジャグラーシリーズは数多くあるパチスロ機種の中でも非常にシンプルなゲーム性の台です。
「GOGO!ランプが光ったらボーナスを揃える」
この一言で表現できるほどシンプルであり、だからこそ多くの人から愛され続けています。
このシンプルさこそがジャグラーシリーズ最大の魅力であり、そして強みでもありますよね。
とは言え、このシンプルさゆえに、少々変化が欲しい瞬間があるのも事実。
そんな時、シンプルなゲーム性の中にも、ちょっとしたアクセントを付けたいとは思いませんか?
そこで今回は、GOGO!ランプが光る前にボーナスを察知できる「リーチ目」について説明させて頂きます。
リーチ目とは?
リーチ目とは、ボーナスが成立した状況でしか出現しないリール出目パターンの事です。
ジャグラーシリーズはボーナスが成立したゲームで必ずGOGO!ランプが点灯するので然程意識する事もありませんが、他のパチスロ機種(特にノーマルタイプ)においてはリーチ目の出現でボーナスの成立を察知するような台も多く存在しています(液晶非搭載機に多い)。
かつてはボーナス告知ランプなどもなくリーチ目によってボーナスを察知するのが一般的だった時代もありましたが、今現在は液晶搭載機が増えた事もあり、リーチ目+告知(ランプや液晶画面)といった構成の機種が一般的です。
昨今はリーチ目を楽しむというゲーム性は、どちらかと言えばパチスロのメインストリームからは外れてしまってはいます。とは言え、やはりパチスロと言えばリール、リールと言えばリーチ目という認識が今でも生きているのも確か。メーカー各社も様々な方法でリーチ目を表現したパチスロを開発しています。
今後のパチスロにおいても、リーチ目という概念が廃れることは恐らく無いでしょう。
ジャグラーシリーズのリーチ目一覧
ボーナス成立ゲームで即告知されるジャグラーシリーズにもリーチ目は存在しています。
基本的にはシンプルなものが多いので、覚えるのもそれほど苦にはなりません。
以下はマイジャグラーシリーズのリーチ目です。これらのリーチ目はジャグラーシリーズ共通で通用するものばかりですから、このリーチ目を覚えれば全てのジャグラーシリーズで応用可能です。
このように、ボーナス絵柄(7やBAR)が一直線になる形やボーナス絵柄の左右をピエロに挟まれた形、さらには左リールのチェリーが中段に停止したり、単チェリーが出現したりしたものがリーチ目となります(北電子はチャンス目と呼んでいますが)。
非常にシンプルであり、しかもジャグラーシリーズの場合には当選ゲームで必ずボーナス告知されますから、わざわざこの表を頭に叩き込まなくても大丈夫でしょう。
チャンス目という用語が何を指すかは語り手によって異なり、パチスロ用語の中でもかなり紛らわしい部類に入ります。
リーチ目とはボーナスが成立している状況でのみ出現する出目であるのに対して、チャンス目とはボーナスが成立している時に出やすい出目の事を指しますが、具体的に何を指しているかは時代により、機種により変わって来ました。
昔はいうなれば「ガセまじりのリーチ目」のような位置付けの用語だったものが、時代を経て「レア役の一種」といったように変わってきたため、現在ではチャンス目と言えばレア役といった認識を持っているスロッターも多いと思われます。
北電子は一般的に言うところのリーチ目の事をチャンス目と表現していますし、本当に紛らわしい言葉だと思います。
先ほどの一文でサラっと登場させた単チェリーという単語ですが、聞き馴染みのない方も多いんじゃないでしょうか。
単チェリーとは「単独チェリー」の略称であり、つまりは連チェリーになっていないチェリー出目の事を指します。
…とまたサラっと登場させた「連チェリー」なる用語ですが、これは「2連チェリー」の略であり、左リールと中リールでチェリーが繋がっている出目の事を指します。
具体的に言えば、例えば左リール下段にチェリーが停止した場合に中リールで中段か下段にチェリーが停止した形が連チェリーです。
左リール上段にチェリーが停止した場合には中リールで上段か中段にチェリーが停止している形を連チェリーと呼びます。
例えば左リール下段にチェリーが停止した時に中リール上段にチェリーが停止していたり、あるいは中リール枠内にチェリーが停止しなかった場合には単チェリーとなります。
左リール上段にチェリーが停止した場合には中リールで下段にチェリーが停止しているか、あるいは中リール枠内にチェリーが停止していない出目を単チェリーと呼びます。
チェリーは特殊な役で左リールのみで払出しを得られますが、通常は各リールの絵柄が3つ横並びになって初めて小役として成立しますよね?それに近い形として左・中リールでチェリー絵柄がテンパイしている状況を連チェリー、テンパイしていない状況を単チェリーと呼んでいます。
単チェリー例
連チェリー例
ジャグラー機種別リーチ目一覧
先述の通り、ジャグラーシリーズ機種のリーチ目は基本的には全機種共通なので、個別に覚える必要はありません。
しかし、やはり機種毎の表記が気になる方もおられると思いますので、ジャグラー機種ごとのリーチ目を一覧で紹介させていただきます。
アイムジャグラーEX
『アイムジャグラーEX』(6号機)スペック情報ファンキージャグラー2
『ファンキージャグラー2』(6号機)スペック情報マイジャグラー5
『マイジャグラー5』(6号機)スペック解析情報ハッピージャグラーVⅡ
『ハッピージャグラーVⅢ』(6号機)スペック情報ゴーゴージャグラー3
『ゴーゴージャグラー3』(6号機)スペック解析情報ジャグラーガールズSS
【ジャグラーガールズSS】(6号機)スペック解析情報ミスタージャグラー
【ミスタージャグラー】(6号機)スペック解析情報リーチ目を知っていると光る事を予知できる
ジャグラーシリーズはボーナス成立ゲームでレバーオンから第三停止ボタンを離した瞬間までのどこかで必ずGOGO!ランプが光りますから、その光をとにかく待ち続けている人が多い事でしょう。
しかし先ほど説明したようなリーチ目を知っていれば、第三停止ボタンを離す前の段階で「今ボタンから指を離した瞬間にGOGO!ランプが光る」事を分かった状態でボタンを離す事が出来るのです。
いきなり光るGOGO!ランプの輝きはいつ見ても神々しいものですが、光るのが分かった状態で目の当たりにするGOGO!ランプの輝きはまた違った味わいがありますし、何とも言えない優越感を味わえる事でしょう。
それこそ誰かと隣同士で連れ立って打っているような状況であれば、第三停止ボタンをネジった状態で「これ、光るよ」なんて言いながら自慢げにランプが光る瞬間を味わう事だって出来ます(笑)。
シンプルなゲーム性に彩りを添えるリーチ目
ジャグラーシリーズは誰でも打てる分かりやすさが最大の魅力であり特徴でもあるのですが、リーチ目の存在を知っているだけで+αの楽しみ方が出来るようになります。
先述のとおり、ジャグラーシリーズ機種はボーナス当選ゲームで必ずボーナス当選告知であるGOGO!ランプが点灯します。ですから、リーチ目を覚えることは、ボーナスを早く察知するという意味では全く必要ありません。
しかし、リーチ目を覚えていることによって、ジャグラーシリーズの楽しみ方がより一層広がるのは確かでしょう。例えば、第三停止ボタンを押しっぱなしにする、いわゆる「ねじる」と表現されるあの打ち方が、リーチ目を理解していれば大活躍します。
リーチ目が出現している状態で第三停止ボタンを離せば、確実にGOGO!ランプが点灯します。この瞬間の愉悦は、ジャグラーシリーズを打っている中でもトップクラスと言えるでしょう。
シンプルなゲーム性だからこそ、どう楽しむかはユーザー次第なのがジャグラーというものですから、どうせなら目一杯楽しめる打ち方を実践したいですよね。
ランプもリール出目も、丸ごと楽しんでしまいましょう。
©KITA DENSHI