ジャグラーに限らずパチスロを打っていると、色々な理由で台移動をする機会も多いと思います。
または誰かと連れ打ちしているような場合に、連れの台を確保したい状況もあるでしょう。
しかしそんな時に気を付けなければいけないのは、掛け持ち遊戯になっていないか?という点です。
今回は判定基準が微妙になりやすい掛け持ち遊戯について色々と説明して行きたいと思います。
掛け持ち遊戯とは?
そもそも掛け持ち遊戯とは何かを説明しておきましょう。
掛け持ち遊戯とは、パチンコやパチスロを打っている時に自分が今打っている台以外にも他の台をキープしつつ遊戯を続行している状態の事を指します。
例:マイジャグラー4を打っている時、隣の高設定らしき台が空き台となったが今現在BIGを消化中だったので隣の台を私物でキープしつつBIGを消化している。
このような例が「掛け持ち遊戯」となります。
基本的に大抵のホールで掛け持ち遊戯は禁止されていますから、一般的なホールならどこでも基本的には許されない行為であると言えます。
もし掛け持ち遊戯を禁止していないホールがあったとしたら、そのホールでは掛け持ち遊戯をしても良いという事になります。
基本的にはホールが禁止しているからやってはいけないというハウスルールに沿ったものである点は認識しておくべきでしょう。
掛け持ち遊戯の境界線
掛け持ち遊戯は基本的に許されないものですが、厳密には掛け持ち遊戯と言えなくないものでも「割と許されるもの」と「基本的に許されないもの」があります。
割と許される掛け持ち遊戯
今打っている台を開放する前に移動先の台を確保する行為
例えば今打っている台の下皿にメダルを入れたままの状態で次に移動しようとしている台を私物で確保したようなケースです。
この場合、厳密には掛け持ち状態が発生していますが(移動先の台を確保した段階では二台を同時に確保してしまっている)、一般的には一時的な複数台確保状態は許される事が多いです。
もちろんこの場合、速やかに次の台へ移動する事が絶対条件ですし、移動先の台を確保した状態で今打っている台を1ゲームでも回したら駄目…というのが一般的な認識だと思われます。
つまりは、「今の台を打たずに速やかに移動するなら一時の掛け持ちは許容される」事が多いという事ですね。
直ぐに呼んでこれる連れのために台を確保する
例えば友人と共に打ちに来ているような時、出来れば隣同士で打ちたいけど台が空いていない…そんな事もあるでしょう。
そんな時、自分が打っている台の隣が空台になったとしたら…思わず台を確保して友人を呼んで来たい気持ちにもなりますよね?
その状態とはつまり、自分が打っている隣の台をキープする事になるので、これはこれで掛け持ち遊戯状態とも言えます。
こういったケースに関しては、とにかく「直ぐに友人を呼んで来る」事が重要となります。
先ほどのケースと比べてこちらは「完全に掛け持ち遊戯ではある」ので、出来るだけ速やかに友人を席に座らせる必要があるでしょう。
多くの打ち手の心情として「隣同士で打ちたい」という気持ちは分かるものですから、すぐに友人を呼んできさえすれば、基本的には許される事が多いルール違反だと言えます。
しかしこれがキープ後しばらく時間が掛かるような場合は、あくまでもルール違反という事で回りの客やホール店員さんから何らかの注意を受ける可能性も高まりますし、そうなったとしても文句は言えない状況ともなってしまいますので注意しましょう。
基本的に許されない掛け持ち遊戯
直ぐに移動する気がないのに台をキープする
これはもう完全に典型的な掛け持ち遊戯ですから、他人に注意を受けたらまったく弁解の余地がない行為だと言えます。
自分の台は悪く無さそうだけど隣の台も悪くない…じゃあ隣をキープしつつ自分の台をもう少し打ってみるか…なんて事をするのは完全にルール違反です。
こういった行動はあらゆる意味でトラブルの原因となりますから、絶対に避けましょう。
直ぐに呼べない連れのために台を確保する
比較的許されるケースで挙げたのと逆の場合を想定して貰えれば分かりやすいでしょう。
例えば隣の台が高設定らしい挙動をしていたからと言って台をキープした上で友人に電話などで連絡を入れるような場合、その友人が到着するまで数十分、あるいはもっと時間を要するようなケースですね。
こういった場合は一般的に周りの心象は非常に良くありませんし、店員さんから注意される可能性もそこそこあります。
いくら良さげな台だからといって、こういった形で台をキープするのは全くお勧め出来ません。
掛け持ち遊戯にならない台キープまとめ
掛け持ち遊戯認定されない台キープとは以下のようなものになります。
- 移動先をキープしてからは元の台を全く回さず速やかに移動する
- 連れの台をキープする場合、その人を出来るだけ速やかにキープした台へ連れて来る事が絶対条件
こういった事を意識しておけば、そう簡単には苦情は飛んでこないでしょうし、周りの心象もそこまで害する事はないでしょう。
くれぐれもトラブルに発展するような掛け持ち遊戯はしないようにしてくださいね。