2020年12月に登場した6号機として初めてのジャグラーシリーズ機である「アイムジャグラーEX」。
5号機ジャグラーの代名詞であり、5号機ジャグラーとして最初に登場した機種でもある「アイムジャグラーEX」の名前を6号機でもそのまま踏襲する事になりました。
5号機と6号機というパチスロの規則が変わってしまった事で完全なる再現は実現できないのですが、かといって6号機ジャグラーが5号機ジャグラーと比較して劣っているとは一概には言えません。
今回は5号機アイムジャグラーEXと6号機アイムジャグラーEXの違いについて比較して行きます。
5号機アイムジャグラーEX概要
5号機アイムジャグラーEXシリーズは多数発売されています。
そして「アイムジャグラーEX」と名の付く機種は、初代アイムジャグラーEXのスペックをそのまま踏襲しています。
ちなみに「ニューアイムジャグラーEX」シリーズも同様にスペックは同じですが、「アイムジャグラー7」や「アイムジャグラーSP」、「アイムジャグラーAPEX」といった若干の変更が加えられた機種も存在します。
ちなみに5号機で「アイムジャグラー」という名称を冠した機種は以下のラインナップとなります。
- アイムジャグラーEX
- アイムジャグラーEX AnniversaryEdition
- アイムジャグラーEX-AE
- アイムジャグラー7
- アイムジャグラーSP
- アイムジャグラーAPEX
- ニューアイムジャグラーEX
- ニューアイムジャグラーEX-KT
- ニューアイムジャグラーEX-KA
今回の写真は直近のアイムジャグラーEXである「アイムジャグラーEX-AE」筐体となっています。
『アイムジャグラーEX(AnniversaryEdition,EX‐AE)』(5号機)スペック情報
メーカー発表スペック
設定 | BIG | REG |
---|---|---|
設定1 | 1/287.4 | 1/455.1 |
設定2 | 1/282.5 | 1/442.8 |
設定3 | 1/282.5 | 1/348.6 |
設定4 | 1/273.1 | 1/321.3 |
設定5 | 1/273.1 | 1/268.6 |
設定6 | 1/268.6 | 1/268.6 |
設定 | 合成確率 | 機械割 |
---|---|---|
設定1 | 1/176.2 | 95.9% |
設定2 | 1/172.5 | 96.7% |
設定3 | 1/156.0 | 98.7% |
設定4 | 1/147.6 | 100.8% |
設定5 | 1/135.4 | 102.8% |
設定6 | 1/134.3 | 105.2% |
6号機アイムジャグラーEX概要
アイムジャグラーシリーズとして初、そしてジャグラーシリーズとしても初めての6号機パチスロです。
6号機という規則上、ボーナスの獲得枚数上限が引き下げられた結果、5号機アイムジャグラーと比較した場合にボーナスの獲得枚数が減ってしまう事は確定事項でした。
不安の声も聞かれる中登場した6号機初ジャグラーでしたが、非常に完成度の高い機種に仕上がっていると感じます。
メーカー発表スペック
設定 | BIG | REG |
---|---|---|
設定1 | 1/273.1 | 1/439.8 |
設定2 | 1/269.7 | 1/399.6 |
設定3 | 1/269.7 | 1/331.0 |
設定4 | 1/259.0 | 1/315.1 |
設定5 | 1/259.0 | 1/255.0 |
設定6 | 1/255.0 | 1/255.0 |
設定 | 合成確率 | 機械割 |
---|---|---|
設定1 | 1/168.5 | 97.0% |
設定2 | 1/161.0 | 98.0% |
設定3 | 1/148.6 | 99.5% |
設定4 | 1/142.2 | 101.1% |
設定5 | 1/128.5 | 103.3% |
設定6 | 1/127.5 | 105.5% |
「アイムジャグラーEX」5号機vs6号機比較
筐体
左が5号機「アイムジャグラーEX-AE」、右が6号機「アイムジャグラーEX」です。
EX-AEは5号機アイムジャグラーの最終形態ですからそこまで大きくは変わっていないと思っていましたが、こう見比べてみれば意外と色々変わっているのがわかります。
具体的にはスピーカーの位置だったり、リール上部に新設されたJUGGLERランプだったり、1ベットボタンや清算ボタンの位置だったりがパッと見ただけでも変わっているのが分かります。
とは言えパネルのデザインは同じですし、機種名も基本的には同じ(語尾に-AEが付くか否かの違い)ですから、6号機アイムジャグラーに座ったつもりが実は5号機アイムジャグラーだった…なんて事は良くある話でしょう。
BIGボーナス比較
設定 | 5号機 | 6号機 |
---|---|---|
獲得枚数 | 325枚 | 252枚 |
設定1 | 1/287.4 | 1/273.1 |
設定2 | 1/282.5 | 1/269.7 |
設定3 | 1/282.5 | 1/269.7 |
設定4 | 1/273.1 | 1/259.0 |
設定5 | 1/273.1 | 1/259.0 |
設定6 | 1/268.6 | 1/255.0 |
数値を見比べてみると、傾向は明らかですね。
5号機はBIG一回あたりの獲得枚数が多いですが、その代わりに当選確率が6号機と比較して悪くなっています。
対して6号機はBIG一回あたりの獲得枚数は70枚程度減少していますが、逆に当選確率は5号機に比べて全体的に高まっています。
REGボーナス比較
設定 | 5号機 | 6号機 |
---|---|---|
獲得枚数 | 104枚 | 96枚 |
設定1 | 1/455.1 | 1/439.8 |
設定2 | 1/442.8 | 1/399.6 |
設定3 | 1/348.6 | 1/331.0 |
設定4 | 1/321.3 | 1/315.1 |
設定5 | 1/268.6 | 1/255.0 |
設定6 | 1/268.6 | 1/255.0 |
REGボーナスに関してはBIGボーナスに比べて枚数の差は小さいです(8枚)。
その分だけ当選確率の差も小さく、REGボーナスに関しては体感上でもほとんど違いを感じる事はないのではないかと思われます。
機械割比較
設定 | 5号機 | 6号機 |
---|---|---|
設定1 | 95.9% | 97.0% |
設定2 | 96.7% | 98.0% |
設定3 | 98.7% | 99.5% |
設定4 | 100.8% | 101.1% |
設定5 | 102.8% | 103.3% |
設定6 | 105.2% | 105.5% |
双方ともにメーカー発表値での比較となっています。
実際には通常時にチェリー狙いを徹底しつつ迅速にボーナスを揃えれば各設定で+1%程度は上乗せできるものと思われます。
こうやって見比べると、6号機アイムジャグラーEXの方が全体的にスペックアップしている事が分かりますね。
特に低設定域ではおおよそ1%前後スペックアップしています。
逆に設定5や6はそれほど大きな差はありませんが、それぞれ微妙にスペックアップしています。
この事は一般的にはスペックダウンするイメージが強い5号機から6号機への移行の中では意外な結果と言えるのではないでしょうか。
ジャグ連性能
100G以内に連チャンする割合は以下の通りとなっています。
設定 | 5号機 | 6号機 |
---|---|---|
設定1 | 43.4% | 44.9% |
設定2 | 44.1% | 46.4% |
設定3 | 47.4% | 49.1% |
設定4 | 49.3% | 50.6% |
設定5 | 52.4% | 54.2% |
設定6 | 52.6% | 54.5% |
6号機ジャグラーの方がボーナス確率が上昇している事からも分かる通り、ジャグ連する割合に関してもやはり6号機ジャグラーの方が若干ではありますが高くなっています。
この数値の差は体感できるほどの差とは言えませんが、数値上では一応若干ジャグ連を体感しやすくなったとは言えますね。
「アイムジャグラーEX」5号機vs6号機比較まとめ
双方のスペックを比較した場合、以下のような特徴がある事が分かりました。
- ボーナスの獲得枚数は5号機の方が多い
- ボーナス当選確率は6号機の方が高い
- 機械割は6号機の方が高い
- 若干ジャグ連しやすくなった
このように比較してみると、アイムジャグラーEXに関して言うなら、5号機から6号機へ移行した事で全体的にはパワーアップしている事が分かりました。
もちろん一回のBIGで得られる枚数は大きく減っていますから、BIG連チャンした時の出玉感については5号機に軍配が上がるでしょう。
しかしそれ以外の点に関してはむしろ6号機アイムジャグラーEXの方が優れた特徴を備えており、ジャグラーユーザーとしては全く悲観する必要のない機種となっています。
6号機になってジャグラーシリーズがどうなってしまうのかと心配していた方も少なくなかったと思いますが、どうやら心配は要らなかったようです。
今回登場したアイムジャグラーEX、そして今後登場するであろう6号機版のマイジャグラーシリーズ、さらにはハッピージャグラーやミラクルジャグラーの系譜を継ぐ機種達…6号機時代においてもジャグラーの地位は安泰と見て間違いなさそうです。
©KITA DENSHI