【2025年版】6号機ジャグラーシリーズ機種の格付け・人気順ランキング【稼働/設置台数/導入率】

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完全6号機時代へ突入したパチスロ業界、そんな中でも中心的存在はやはりジャグラーシリーズです。

そんなジャグラーシリーズの中でも、やはり人気のある機種もあればそうでもない機種もあるというのが現実としてあります。

今回は、全国データから見たジャグラーシリーズ機種の格付け、人気度合いについて見て行こうと思います。

6号機ジャグラー機種一覧

6号機ジャグラーシリーズ機種は以下の機種が登場しています(2024/4/10時点)。

以上の機種を全国データでの稼働状況から格付けして見ましょう。

ジャグラーシリーズの稼働状況

サイトセブンのデータより、各機種の稼働状況を比較してみます(2025/2/18時点)。

以下は設置されてからの累計平均回転数(ゲーム数)です。

管理人
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ウルトラミラクルジャグラーは、最も新しいジャグラーシリーズ機として順調な稼働をみせていますね。

最新機種のアドバンテージはあるとは言え、マイジャグラー5を抑えてのトップ稼働はお見事。

一方、やはりマイジャグラー5は強い!設置開始から3年以上経過しているにも関わらず、累計平均稼働が約4000回転というのは、他の機種では到底真似できない快挙と言えるでしょう。平均的に稼働の良いジャグラーシリーズ中でも、頭一つ抜けた存在感を見せています。

2番目に新しいジャグラー機種であるミスタージャグラーも非常に高い稼働を維持しています。導入から半年以上たった現時点でも高い数値を維持しているところから、人気シリーズの一角として定着する可能性を感じさせます。

それ以外の機種については、ゴーゴージャグラー3ジャグラーガールズSSが堅調な稼働を見せており、中堅クラスのジャグラーシリーズ機として安定した地位を築いている事がわかります。おそらく今後、この中堅稼働グループにウルトラミラクルジャグラーミスタージャグラーが加わっていくものと思われます。

ジャグラーシリーズ機としては下位の稼働となっているのが、アイムジャグラーEXファンキージャグラー2ハッピージャグラーVⅢの3機種。アイムジャグラーEXについては設置台数が多い事で稼働が分散されている点は考慮すべきでしょう。ファンキージャグラー2の稼働が伸び悩む理由は不明ですが、たしかに実際のホールでの稼働状況を見ても芳しくない印象が強いです。

ハッピージャグラーVⅢが稼働で苦戦する理由として考えられるのは、やはり目押しを前提にしたジャグラーシリーズとしては異色のゲーム性でしょうか。一部に熱狂的なファンがいる一方、ジャグラーユーザー全般においては、とっつきづらいイメージを持たれているのかも知れませんね。

ジャグラーシリーズの設置台数・導入率ランキング

P-WORLDのデータから、設置台数と導入率の順位を見てみます(2024/4/10時点)。

設置台数

日本全国のホールに設置されている台数の順位。

管理人
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設置台数ランキングでは、平均回転数ランキングで1位だったマイジャグラー5を押しのけ、アイムジャグラーEXがトップとなりました。

出来る事なら、マイジャグラー5を多く設置したいホールは多いでしょう。しかし出荷台数に限りがあるため、出荷台数の多いアイムジャグラーEXが、全体での設置台数では最も多いという結果になっています。

3位以下の機種については、ユーザーによって好き嫌いの幅が大きいため、多台数設置には向かないという面もあります。
今回参考にしたランキングでは25位までの掲載となっていたため、ミスタージャグラーウルトラミラクルジャグラーはランク外でした。おそらくはミスタージャグラーの方が設置台数は多いものと思われますが、両機種ともに導入台数自体がそれほど多く無かった事がうかがえるランキング結果となっています。

導入率

全国のホール中で設置されているホールが多い順位。

管理人
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導入率ランキングのトップも設置台数と同様、アイムジャグラーEXとなりました。

一方で設置台数ランキングで2位につけていたマイジャグラー5は4位となり、ゴーゴージャグラー3ファンキージャグラー2が設置台数ランキングと比較して順位を上げた点は象徴的な現象と言えます。

やはりマイジャグラー5を導入したくてもできないホールが、少なからずあるのでしょう。新台導入で買えなかった場合、中古機価格も非常に高いですから、中々導入することを躊躇してしまうのも頷けます。

逆に、新台で導入した台を、高騰した中古販売価格目当てに売却したホールもあるのでしょう。稼働が十分につかない、あるいはジャグラーの稼働自体が弱いホールにとっては、マイジャグラーの稼働実績よりも中古売却益の方が「オイシイ」と判断したとしても不思議はありません。

こちらのランキングについてもミスタージャグラーウルトラミラクルジャグラーは圏外ですが、やはりこちらもミスタージャグラーの方がウルトラミラクルジャグラーよりは設置しているホールが多い印象ではあります。

ジャグラーシリーズの人気格付け

稼働状況から見た格付けは以下のようになるでしょう。

現時点での累計平均稼働数から言えば、ウルトラミラクルジャグラーという事になります。しかしこれは導入からそれほど時間が経っていないアドバンテージ込みの数値ですので、今後は間違いなく順位を落とす事になるでしょう。

何といってもマイジャグラー5が強い。この機種の稼働状況は、一部の勢いのある新台を除けば常に全パチスロ中でトップです。これほど安定した稼働、人気を保てるのはジャグラーシリーズの中でもマイジャグラーシリーズしかありません。

マイジャグラーの魅力としては、ジャグラーシリーズとしては「ハイスペック」と称される高設定域での出玉性能の高さが真っ先に挙げられます。しかし、実際の稼働がこれだけ安定して高い最大の要因は、「ゴーゴーランプを独り占め」できるコンセプトによって得られる効能にあると思われます。ゴーゴーランプが周囲から見えづらくなっているため、目押しが苦手な人であっても周囲の目を気にせずにボーナス絵柄を揃える事が出来る点。さらには所謂「ガコ」と称されるランプ点灯音が発生しないため、あの音が苦手であるという人にとってもマイジャグラーシリーズは有難い存在なのです。

高スペック需用だけではなく、どちらかと言えば初級者にとって嬉しい性質も兼ね備えたマイジャグラーシリーズは、今後もジャグラーコーナーだけではなく、パチスロコーナーの主役であり続けるでしょう。

また今回の累計平均稼働を見ていて感じたのは、ジャグラーシリーズ内における人気・不人気シリーズというものがある程度確立されているという事。ウルトラミラクルジャグラーと3位から5位までのシリーズ機種は、マイジャグラーシリーズに次ぐ人気を持つ中堅ジャグラーシリーズという印象を受けます。一方で6位以降のシリーズについては、ジャグラーシリーズ内においては少々稼働が付きづらいシリーズと現時点では言えるでしょう。とは言え、ジャグラーシリーズ自体がパチスロ全体の中では高稼働と言えますので、最下位のアイムジャグラーEXであってもホール全体の中では十分に人気機種の部類と言える点がジャグラーシリーズの凄さを表しているとも言えるでしょう。

ジャグラーシリーズの設置格付け

ホールに設置されている台数や導入率から見た格付けを行うとすれば、個人的には以下のような順位とします。

アイムジャグラーEXは設置台数、導入率ともに1位(ジャグラー内だけではなく、全機種で1位)であり、この機種がないとパチスロコーナーが成立しないとすら言えます。

抜群の稼働を誇るマイジャグラー5も設置台数ではアイムジャグラーEXの後塵を拝する形となっていますが、これについては欲しくても買えなかったホールが多い事が原因です。ホール需用自体は断然マイジャグラー5に軍配が上がるでしょう。

ゴーゴージャグラー3ファンキージャグラー2は、導入率についてはマイジャグラー5を上回っており、これは同機種を導入できなかった(あるいは売却してしまった)ホールが、代わりにこれら2機種を導入するケースの多さから生じた現象ではないかと推測できます。ジャグラーシリーズは需用に対して供給が下回っている珍しいパチスロ機ですので、最も欲しいマイジャグラー5が導入できなかった次善策として、市場に出た台数の多いゴーゴージャグラー3ファンキージャグラー2は最適な選択肢と言えるのでしょう。

ミスタージャグラーウルトラミラクルジャグラーについては増産の可能性もあるかも知れませんが、とは言え劇的な増加は見込めませんので、比較的レアなジャグラー機種という立ち位置は変わらないものと思われます。

総合的なジャグラーシリーズ格付け

ここまでの情報を総合して格付けを行うとすれば、やはり以下のような判断が妥当だろうと思います。

1位:マイジャグラー5

マイジャグラー5筐体

全パチスロをけん引する人気、シリーズ通して圧倒的な安定感で間違いなく稼働するという認識がホール側、ユーザー側で共有されている稀有な機種です。

正直こういった状況だけみると、ジャグラーシリーズ全台がマイジャグラーで良いのでは?と思えなくもないのですが、やはりそこは他のジャグラーシリーズがあるからこそマイジャグラーが輝くという面もあるのだろうと思います。

今後も間違いなくジャグラー島の主役、ホールの主役であり続けますから、ジャグラー打ちとしても末永くお世話になりたいところですね。

マイジャグラー5キービジュアル 『マイジャグラー5』(6号機)スペック解析情報

2位:アイムジャグラーEX

アイムジャグラーEX6号機筐体

稼働状況で言えばマイジャグラー5には大きく劣るのが実情ですが、それでも全パチスロの中では堂々たる稼働をみせる機種である事は間違いありません。

なによりも設置台数の圧倒的な数から、パチスロコーナーの屋台骨を支える機種である事は誰の目にも明らかでしょう。

5号機初期からジャグラーシリーズをけん引してきたアイムジャグラーシリーズ、変わらないフォルムと安心の仕様、そして代を重ねるごとに細かく追加・変更される演出や筐体の進化など、5号機以降のジャグラーシリーズを象徴する機種としてドッシリと君臨しています。

その存在感は、今後も変わる事はないでしょう。

アイムジャグラーEX6号機パネル 『アイムジャグラーEX』(6号機)スペック情報

3位:ゴーゴージャグラー3

ゴーゴージャグラー3筐体

良くも悪くも「可もなく不可もなく」といった印象の強いゴーゴージャグラーシリーズ。

マイジャグラーシリーズに求められている要素の一つである「ガコらない」という点を満たしていることによって、マイジャグラーの次点にこの台を挙げる人も実は多いのではないでしょうか。

マッタリとゴーゴーランプの輝きを味わえるという意味では、ある意味本来的なジャグラー要素を最も色濃く継承しているのは本機かもしれません。

設定推測を行うスロッターにとっては判別難易度が高いために難敵ではありますが、裏を返せばこの機種を狙える状況を確保できれば、ライバルに差をつける事ができるため、実は様々な意味で玄人向きなジャグラーと言える。

ゴーゴージャグラー3パネル 『ゴーゴージャグラー3』(6号機)スペック解析情報

4位:ファンキージャグラー2

ファンキージャグラー2筐体

稼働状況だけならアイムジャグラーEXを上回っているものの、設置台数では大きくはなされている点を見ると、やはりこの順位に落ち着きます。

しかし実際のホールでの稼働状況から言えば、スペックの高さからアイムジャグラーEXよりも優先的に狙われる台とは言えるわけですし、人によってはマイジャグラーよりもファンキージャグラーの方が断然好きだという声も大きく、通好みする台と言えるかも知れません。

ビッグ偏向型のスペックもマイジャグラーやアイムジャグラーとは違った楽しさがあり、ある意味で4号機ジャグラーの面影を最も色濃く残している機種と言えるのではないでしょうか。

6号機ジャグラーの中で異色の存在感を今後も示してもらいたいところです。

ファンキージャグラー2キービジュアル 『ファンキージャグラー2』(6号機)スペック情報

5位:ミスタージャグラー

ミスタージャグラー筐体

導入台数や設置率は低いものの、導入後半年以上が経過しても比較的高い稼働を見せている点に注目して、あえてこの順位に入れました。

過去のジャグラーシリーズからの流れで言えば、クラシックジャグラーの系譜と言うべきなのかとも思っていたのですが、これについてはむしろミスタージャグラーシリーズという新しいシリーズ機種の初代と認識した方が良さそうです。

尖った特徴は特になく、強いていうなら小役優先制御である点が一般的な6号機ジャグラーとしては異質と言えば異質なぐらい。ある意味そこに新たなスタンダードを提唱してみた北電子の真摯な姿勢も感じられます。

今後も高稼働を維持できれば、アイムジャグラーシリーズの補助的な役割を担うシリーズとして定着していく可能性も十分にあるように思われます。

【ミスタージャグラー】(6号機)スペック解析情報

6位:ジャグラーガールズSS

演出的な要素で好き嫌いが極端に分かれるジャグラーガールズシリーズ最新作。その演出とは、いわゆる「ガコ」音がランプ点灯時、常に鳴り響く仕様。

あの音が苦手な人にとっては、それだけで選択肢から外してしまうような欠点と言えますが、あの音がたまらないという人にとっては、まさに夢のような一台とも言える珍品です。

とは言え、実際に打った感想としては、ガコ音は比較的抑え気味であり、アイムジャグラーのガコ音が苦手な人でも案外平気かもしれません。あの音には不思議な充足感がありますから、ランプの光とガコ音によって視覚・聴覚両方からボーナス当選を味わい尽くしてみるのも一興でしょう。

ジャグラーガールズSS 【ジャグラーガールズSS】(6号機)スペック解析情報

7位:ウルトラミラクルジャグラー

ウルトラミラクルジャグラー筐体

ジャグラーシリーズの中の異端シリーズは二つあります。一つは打ち方などの面でハッピージャグラーシリーズ、そしてもう一つは、ド派手な演出面が目を引くミラクルジャグラーシリーズです。

本記事作成時点(2025/2/18)では、導入以降の累計平均稼働ではジャグラーシリーズ中トップに君臨している本機ですが、導入から間もない事、そして設置台数が少ない希少性が稼働を押し上げている面を考慮して、現時点では7位としました。

もし今後も高稼働を維持できるようなら、マイジャグラー5を凌駕する・・・とはいかないまでも、それに次ぐ人気ジャグラーシリーズとして、存在感を示していく可能性は十分にあるでしょう。

マイジャグラーシリーズとは対極をなすような演出を披露してくれる本機が、これからも一定以上の支持を得るなら、今後のジャグラーシリーズ展開に大きな影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

ウルトラミラクルジャグラー 【ウルトラミラクルジャグラー】(6号機)スペック解析情報

8位:ハッピージャグラーVⅢ

ハッピージャグラーVⅢ筐体

変則押しを前提としたリール配列など、ジャグラーシリーズの異端児とも言える本機。やはりその異端性からか、他のジャグラーに比べると「別枠」感をもってジャグラーファンからも受け止められている所があるようです。

設置台数が控え目であるにもかかわらず、稼働状況はアイムジャグラーEXファンキージャグラー2と同程度という事で、やはりこの順位とならざるを得ません。

とは言え、ジャグラーシリーズ中でこれほど変則打ちの面白みを備えた機種は他になく、断然ハッピー派という確固たるファンも多いため、やはりジャグラーコーナーの一角には存在していてほしいと思える名機である事に疑いの余地はありません。

今後も恐らくは控えめな台数で発売されることになるであろうハッピージャグラーシリーズですが、そんなジャグラーシリーズが一つぐらいあっても全く問題ないでしょう。

ハッピージャグラーVⅢ 『ハッピージャグラーVⅢ』(6号機)スペック情報

大前提として、どれも人気機種

ここまではジャグラーシリーズ内での格付けという事で、一応は順位を付けてきました。

しかし皆さんもご存知のとおり、ジャグラーシリーズ機種はどれもホールにあるパチスロ機全体の中では超人気機種と言える機種達です。1位のマイジャグラー5はもちろんですが、最新作のジャグラーガールズに至るまで、どの機種も十分に人気機種と言える台であるのは当然です。

今後も間違いなくホールのパチスロコーナーで主役を張っていくであろうジャグラーシリーズ。

今後の6号機ジャグラー登場に期待しつつ、現行機を余すことなく楽しんで行きましょう。


©KITA DENSHI