ジャグラーシリーズは老若男女問わず人気のある機種です。
さらに言えば、玄人から初心者まで幅広いユーザーが打っている、パチスロ機種の中でも比較的特異な機種だと言えます。
そんなジャグラーシリーズ機種を打っていると、隣の人がGOGO!ランプが光っているにも関わらず中々ボーナスを揃えられない事も少なからずあるのではないでしょうか。
そういった時にどうするべきか、今回はその点について説明して行きます。
ボーナス目押し代行サービスの昔と今
パチスロ歴の長い人は知っていると思いますが、昔はボーナスの目押しを店員さんがしてくれる時代がありました。
もちろん自分で揃えられる人は自分で揃えていましたが、ボーナスの目押しが苦手なお客さんはいつの時代も少なからずいます。そういった人はボーナスが成立すると直ぐ、あるいは数回自分で揃える事を試みて成功しない場合には、コールランプを押すなどして店員さんを呼んで、ボーナスを揃えて貰っていたんですよね。
自分もパチスロを打ち始めた当初は、店員さんを呼んでボーナスを揃えてもらう事もありました。その際に、目安とするべき絵柄なんかを教えてくれる店員さんもいましたね。
そうやって補助輪の付いた状態から、徐々にすべての機種において自力でボーナスの目押しができるようになっていったのを覚えています。
しかし、そんな状況が15年ほど前に変化します。
たしか丁度4号機が姿を消して完全な5号機時代に移行した頃だったでしょうか。
それまでは許されていた店員さんによる目押しサービスが、全国的に禁止されていったのです。
なぜかと言えば、店員さんによる目押しサービスが店側からお客さんの遊戯に介入する行動として認識される事によって、パチスロの基本理念である「技術介入性」を阻害するものと判断されたからです。
パチスロは建前上では「賭博ではなく遊戯」、言い換えるなら「完全な運任せの賭け事ではなく、プレイヤーの技術によって結果が左右される遊戯である」という建前の元に成立しているものです。
ですから、その遊戯性に店側が介入してしまう事が問題視されたのです。
その結果として、店員さんによる目押しサービスは全国的に姿を消しました。ひょっとしたら生き残っている地域も存在するかも知れませんが、一応は全国的にダメという事になっていますからね。
厳密に言えば、このルールで禁止されているのは店員さんによる目押しサービスだけではなく、その台を打っている人以外の人が目押しを代わる事も駄目だと解釈することもできます。
しかし、さすがにそこまで厳密に取り締まれるわけもなく、また店側としては目押しが苦手なお客さんがパチスロを打てなくなるのは大いに困ります。現状では、「店員さんによる目押しは駄目、他のお客さんによる目押しはセーフ」といった認識が、全国的なホール内での常識となっていると言って良いでしょう。
ジャグラーシリーズの特徴と目押し代行
冒頭でも語ったように、ジャグラーシリーズはパチスロ機種の中でも最も広い客層を誇る、押しも押されぬ主役機種です。
そのために他のパチスロ機種に比べると、日常的にジャグラーを打っている人であっても目押しを苦手としている人も多いのが特徴の一つと言えます。
そんなジャグラーシリーズですが、実はジャグラーシリーズのリール配列を見て見ると、ボーナスの目押しがしやすい機種とは言い難い側面もあるのです。
というのも、ジャグラーシリーズのリール配列は一部の例外を除けば概ね同じような配列になっているのですが、左リールに関しては複数の同色7絵柄が配置されています。
目押しというのは、リール一回転のリズムを把握して、押したい場所から一回転分のリズムを刻んだところでストップボタンを押す技術です。
この場合重要なのは、基準となる絵柄が見えやすい事と、他の絵柄と誤認しづらい事です。そういった視点でジャグラーの配列を見てみると、左リールに赤7が二つある事がリズムを刻む意味ではデメリットになりやすいです。
その結果、ある程度は目押しが出来る人であっても、ジャグラーシリーズの目押しはリズムをとりにくいという事にもなりやすいのです。
なぜこのような配列になっているのかと言えば、それにはある意味でジャグラーシリーズらしい理由があります。その理由とは、この配列にしている事によって左リールは適当押ししても、7絵柄が枠内に留まりやすくなっています。
上の画像で網掛けされていない部分がリール窓にある状態で目押しした場合には、左リールの時点で赤7を取りこぼします。裏を返せば、この位置以外のところで押している分には、左リールの時点では赤7が止まらないという事です。目を瞑って押しても14/21、つまり2/3で左リールには赤7が停止するように設計されているのが、ジャグラーらしい配慮ではあります。
つまり、ジャグラーシリーズの左リール配列は「狙いやすさよりも適当押しでの7絵柄停止割合を優先した配列」だと言う事が出来ます。そのような配列である事も、目押しが苦手な人を多くしている要因の一つではないでしょうか。
全く目押しができない人も多く打っている事を考えれば親切設計と言えますし、ある程度目押しはできるけど得意とまでは言えないという人にとっては困ったリール配列とも言えるでしょうね。
ボーナス目押し代行はするべき?
先ほど説明したように、現状はお客さん同士で目押しの代行を行う事は容認されているので、隣に目押しが苦手な人が座った時なんかはボーナスを揃えてあげる事も出来ます。
連れ合いであれば全く問題のない話ですが、少々難しいのは見知らぬ人への対応です。
ボーナス目押しの代行をするべきか否か、これは様々なケースが想定されるので、ケース毎に見て行きましょう。
目押しを頼まれた時
隣の人(あるいは近くの人)にボーナスの目押しを頼まれた時に関しては、出来るだけ快く揃えてあげましょう。
たまに他人の目押しを面倒がる人もいるようですが、パチンコ屋は「大人の社交場」なんて表現もあるように、多少なりとも他人との関わり合いが発生する場所ですから、頼まれた目押しぐらいは親切心で対応しましょう。
この時は、普段の目押しよりも一層の慎重さをもって「丁寧に」目押ししましょう。
ミスをするのはもちろん良くありませんし、言えば目押しを頼んでくる=目押しが苦手な人相手に、さも簡単そうに目押しをするというのは少々配慮に欠けた振る舞いとも言えます。
初心に帰って、1リールずつしっかりと止めてあげて下さい。
目押しを頼まれていない時
難しいのがこちらのケースです。
目押しを頼まれていないのだけれど、なかなか揃えられていない時にどうするかです。
これに関しては、基本的には何もしないのが良いです。
というのも、目押しをこちらに頼んでこないという事は、目押しが苦手でも自分で揃えたいと思っている可能性も十分にあります。こちらから声をかけて揃えてあげるという行為が、その人の楽しみを奪ってしまう可能性があるからです。
しかし中には、本当は揃えて欲しいのだけれど自分からは頼みにくい…といった感じの人も存在します。
明らかに狙えていない、さらにはマグレで揃いそうな雰囲気もないような場合には、雰囲気を見て声をかけてあげるのもアリでしょう。
実際問題として、隣で何十ゲームもボーナスを揃えられずにいるのを無視するのも心苦しいものですから、ある程度の回数(10回程度を目安)でボーナスを揃えられる兆し(惜しいと思える程度の目押しが出来ているか)を感じられなかった場合には、声を掛けてしまった方がこちらの精神衛生上は宜しいでしょうね。
こういった事を把握する時は、くれぐれも隣の人に気取られる事の無いように注意して下さい。明らかに横から見ているような視線を送るのは迷惑行為ですから絶対に止めましょう。
頼まれた時だけ目押しするのが理想
先ほども語ったように、基本的には頼まれた時には快く応じ、頼まれていない時には素知らぬふりで居るのが理想的なスタイルです。
ボーナスの目押しというのは、ジャグラーシリーズのようなノーマルタイプの台を打っている時において最大のお楽しみポイントの一つです。目押しが苦手であっても、自力でボーナスを揃えたいという人も沢山いるはずです。
とは言え、本当は代わりに目押しをして欲しいのだけれど、自分からは声を掛けにくいという人もたしかに存在しています。そういった人を助ける事を考えだすと、色々とややこしくなってくるんですけどね。
一つだけ確かな事は、「目押しを頼まれた側は快く応じ丁寧に目押しをこなし、目押しを頼んだ側は言葉や会釈で感謝の意思を伝える」といった状況が目押し代行の理想像であるという事です。
こういったコミュニケーションもジャグラー稼働の醍醐味の一つとも言えますから、出来る事なら目押しの代打も楽しみの一つとして受け入れてもらえたらと思います。