ジャグラーシリーズはスロットの種類としては「ノーマルタイプ」に属しています。ノーマルタイプとはARTやATといった付加機能がない、純粋にボーナスでメダルを増やす仕様の事ですが、その中でもジャグラーシリーズは大当り確率の高い機種に分類されるので、大きなハマリを食らう事は稀です。
しかし、そんなジャグラーシリーズの機種でさえ、時には信じられないような深いハマりを自ら食らったり、他の人が食らっている場面に遭遇する事があります。そういった場面に遭遇すると、自分が同じようなハマりを食らったらどうしようかと背筋が寒くなりますよね。
今回の記事では、ジャグラーシリーズ機種で大きくハマる可能性がどの程度あるのかについて、シリーズ機種ごとに数値で比較してみたいと思います。
大ハマりの定義
一口に「大ハマり」と言っても、人によって感じ方は様々です。流石に50Gやそこらでハマリと表現する人は稀でしょうけど、150Gも回せば「ハマった」と感じる人は結構多いんじゃないでしょうか。
大ハマリの基準となると、人によっては300Gから大ハマりだと感じる人も居るでしょう。また逆に「確率分母の5倍ぐらいまでは普通にあり得る」事として、大ハマりという表現をあまり用いない人も居るんじゃないでしょうか。どの程度のハマリゲーム数を大ハマリと感じるかは、本当に千差万別だろうと思います。
今回の比較では、少々早めかとは思いますが、300Gからを「大ハマり」として扱って行きたいと思います。人によっては200Gでも大ハマりだよ!という人もいるとは思いますが、流石に200Gを大ハマリと表現するのは違和感があるように思うので、300Gからにさせてください。
300Gより下のゲーム数までハマる割合に関しては、ジャグ連に関する記事で掲載されている「〇〇〇G以内に当たる割合」の数値を、100%から差引いてもらえれば分かります。
例えば、マイジャグラー5の設定6で200Gを超えてハマる割合は、200G以内に当たる割合が約83%なので「100-83=17」という事で17%ほどになります。
200Gはもちろん、100Gハマりすら大ハマリだと感じる方は、是非下の記事でご確認ください。
ジャグ連する確率【はまる可能性・当たる期待度・ジャグ連とは何かを解説】機種別大ハマり確率
扱う機種は以下のとおりです。
6号機ジャグラーシリーズで比較した場合、どのような個性が表れているのか気になるところです。
それでは早速、個別に見て行きましょう。
アイムジャグラーEX
『アイムジャグラーEX』(6号機)スペック情報ボーナス確率 | 300G以上 ハマる割合 | 500G以上 ハマる割合 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/168.5 | 16.8% | 5.1% |
設定2 | 1/161.0 | 15.4% | 4.4% |
設定3 | 1/148.6 | 13.2% | 3.4% |
設定4 | 1/142.2 | 12.0% | 2.9% |
設定5 | 1/128.5 | 9.6% | 2.0% |
設定6 | 1/127.5 | 9.4% | 2.0% |
700G以上 ハマる割合 | 1000G以上 ハマる割合 | 1200G以上 ハマる割合 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1.6% | 0.26% | 0.08% |
設定2 | 1.3% | 0.20% | 0.06% |
設定3 | 0.9% | 0.12% | 0.03% |
設定4 | 0.7% | 0.09% | 0.02% |
設定5 | 0.4% | 0.04% | 0.01% |
設定6 | 0.4% | 0.04% | 0.01% |
マイジャグラー5
『マイジャグラー5』(6号機)スペック解析情報ボーナス確率 | 300G以上 ハマる割合 | 500G以上 ハマる割合 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/163.8 | 15.9% | 4.7% |
設定2 | 1/159.1 | 15.1% | 4.3% |
設定3 | 1/148.6 | 13.2% | 3.4% |
設定4 | 1/135.4 | 10.8% | 2.5% |
設定5 | 1/126.8 | 9.3% | 1.9% |
設定6 | 1/114.6 | 7.2% | 1.2% |
700G以上 ハマる割合 | 1000G以上 ハマる割合 | 1200G以上 ハマる割合 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1.4% | 0.22% | 0.064% |
設定2 | 1.2% | 0.18% | 0.052% |
設定3 | 0.9% | 0.12% | 0.030% |
設定4 | 0.6% | 0.06% | 0.014% |
設定5 | 0.4% | 0.04% | 0.007% |
設定6 | 0.2% | 0.02% | 0.003% |
続いてはハイスペックジャグラーの代名詞であるマイジャグラー5。こちらは設定5,6に関しては300Gはまりの段階から10%を下回る割合でしかハマらないという事で、その点はさすがにマイジャグラーシリーズというべきところでしょう。1000G以上ハマる割合が設定6では0.02%という事で、つまりはボーナス5000回に1回の割合でしか発生しないという事ですね。設定1であれば0.22%という事ですから、実に10倍以上発生しやすい事になります。このように改めて数値で見てみると、大ハマリした事実をもって設定判別に活かす事も、あながち間違っていないのではないかと思えて来ます。
ファンキージャグラー2
『ファンキージャグラー2』(6号機)スペック情報ボーナス確率 | 300G以上 ハマる割合 | 500G以上 ハマる割合 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/165.9 | 16.3% | 4.9% |
設定2 | 1/158.3 | 14.9% | 4.2% |
設定3 | 1/150.7 | 13.6% | 3.6% |
設定4 | 1/140.6 | 11.7% | 2.8% |
設定5 | 1/133.2 | 10.4% | 2.3% |
設定6 | 1/119.6 | 8.1% | 1.5% |
700G以上 ハマる割合 | 1000G以上 ハマる割合 | 1200G以上 ハマる割合 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1.5% | 0.24% | 0.071% |
設定2 | 1.2% | 0.18% | 0.050% |
設定3 | 0.9% | 0.13% | 0.034% |
設定4 | 0.7% | 0.08% | 0.019% |
設定5 | 0.5% | 0.05% | 0.012% |
設定6 | 0.3% | 0.02% | 0.004% |
ファンキージャグラー2の特徴は、アイムジャグラーシリーズやマイジャグラーシリーズとの比較で言えば、ビッグボーナス偏向型である事があげられます。ボーナス合成確率で言えば、おおよそアイムジャグラーとマイジャグラーの中間的位置付けの機種となっており、はまり割合もそのような数値になっています。1000Gハマリの発生率については、マイジャグラー以上に設定1と設定6の差が大きいので、1000Gもハマったら見切りをつけて止めるという判断はファンキージャグラーについても割と現実的にアリだという事が分かりますね。
ハッピージャグラーVⅢ
『ハッピージャグラーVⅢ』(6号機)スペック情報ボーナス確率 | 300G以上 ハマる割合 | 500G以上 ハマる割合 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/161.8 | 15.6% | 4.5% |
設定2 | 1/154.9 | 14.3% | 3.9% |
設定3 | 1/146.9 | 12.9% | 3.3% |
設定4 | 1/137.7 | 11.2% | 2.6% |
設定5 | 1/127.5 | 9.4% | 2.0% |
設定6 | 1/120.0 | 8.1% | 1.5% |
700G以上 ハマる割合 | 1000G以上 ハマる割合 | 1200G以上 ハマる割合 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1.3% | 0.20% | 0.059% |
設定2 | 1.1% | 0.15% | 0.042% |
設定3 | 0.8% | 0.11% | 0.028% |
設定4 | 0.6% | 0.07% | 0.016% |
設定5 | 0.4% | 0.04% | 0.008% |
設定6 | 0.3% | 0.02% | 0.004% |
ハッピージャグラーの特徴としては、設定1のボーナス確率が他のジャグラーシリーズ機種に比べて高い事があげられます。マイジャグラーやファンキージャグラーと比べると設定間のボーナス確率差が小さく、挙動から設定を推測する事が難しい機種であることがハマり割合の設定差にもあらわれています。このように大ハマリの割合を見て行くと、ボーナス確率からの設定推測難易度が数値にも表れているのがわかります。
大ハマりしたら止めるのもあり?
上記で挙げたジャグラーシリーズの大ハマり割合を見てもえれば分かるように、どの機種も高設定は当然の事ながら大はまりが発生しづらくなっています。
しかも、そのハマりゲーム数が増えれば増えるほど、低設定とのハマる割合の差が広がっていくのが数値からも明らかになっています。
例えばマイジャグラー5を例にとってみますと、300G以上はまりの割合では「設定1(15.9%)と設定6(7.2%)」といったように、設定1の場合は設定6に比べて2.2倍ハマりやすかったのが、700G以上ハマりの割合となると「設定1(1.4%)と設定6(0.2%)」といったように、実に設定1は設定6に比べて7倍もハマりやすくなっています。
もちろん他の様々な要素も総合的に見て続行するかヤメるかの判断を下すべきではありますが、700Gを超えるような大きなハマリに遭遇した場合、それを理由に止めるというのは設定推測的視点から見ても間違いではないと言えます。
何よりも、大きなハマリを食らうと精神的にも疲弊してしまいますので、精神衛生上の事を踏まえて「大きくハマったらヤメる」という認識を持っておくのも良いのではないでしょうか。