みなさんがジャグラーを打っているホールは等価交換ですか?それとも非等価交換でしょうか?
地域によって等価交換が禁止されている所もあればそうではない所もあり、地域内でも交換率が異なる事も少なくありませんよね。
そんな中で等価交換の店以外で打っている時に、使えるのであれば絶対に活用するべきシステムがあります。
それは『貯メダルの再プレイ』です。
貯メダルとは?
貯メダルとは読んで字のごとく、メダルをホールに貯めて置けるシステムの事です。
貯金をするようにホールないで獲得したメダルを会員カードなどに貯蓄しておくことが出来るサービスですね。
カウンターが混んでいる時に会員カードへ貯メダルしておき後日換金するというのは便利ですが、このシステム一番のメリットはそこではありません。
このサービスを行っているホールの多くが「貯メダルの再プレイ」も可能となっており、ここにこそこのシステム最大のメリットが存在します。
貯メダルと非等価交換
等価交換とはつまり、1枚20円で貸し出したメダルを換金時に20円換算で交換してくれる交換率の事を言います。
それに対して非等価交換とはつまり等価交換ではないので、例えば20円貸しのメダルを換金時には1枚約18円で交換するようなスタイルの事を指しますね(このレートは5.6枚で100円分になる事から一般的に5.6枚交換とも言います)。
つまりは交換する時に損をするのです。
仮に10000円で500枚のメダルを借りてジャグラーを打ち、ある程度遊んだ後にジェットに流すと500枚だった場合、等価交換であれば±0の収支となりますが、先ほどの5.6枚交換のレートで言えば換金した時に帰って来るのは9000円であり、収支は-1000円となってしまいます。
このように非等価交換だと換金時に交換ギャップによって損失が発生します。
そしてもし次の日にその9000円を元手に打とうと思ったら、借りられるメダルは450枚になっていますよね。
これを繰り返していると、仮に使ったメダルと獲得したメダルの差だけで言えば±0であったとしても、実際の収支はどんどん交換ギャップの分だけ削り取られて行く事になります。
こういった損失を劇的に改善するのが貯メダルの存在です。
仮に10000円で500枚のメダルを借りてジャグラーを打ち、ある程度遊んだ後にジェットに流すと500枚だった場合、そのメダルを貯メダルしておいて次の日打てば、換金した9000円を元手に次の日現金投資で打った場合に借りられるのが450枚であったのに対して、こちらは500枚あずけたものをそのまま使う事になるので、500枚まで使う事が可能となります。
このように、貯メダルを活用することで交換ギャップで損をする機会を極力減らす事ができ、長い目で見て収支的に大きな違いを生み出す事になります。
貯メダルを活用した場合と毎回常に現金投資&換金した場合の差
とある5.6枚交換のホールでジャグラーを打った時、結果が10000円投資して獲得メダルが500枚(換金額は9000円)だった。
次の日に同じ店でジャグラーを打った時、結果が500枚(現金投資なら10000円)使って獲得メダルが600枚(換金額は10800円)だった。
初日:9000円(換金額)-10000円(現金投資)=-1000円
翌日:10800(換金額)-10000(現金投資)=+800円
合計:-1000円(初日収支)+800円(翌日収支)=-200円
初日:+500枚(貯メダル)-10000円(現金投資)
翌日:10800円(換金額)-500枚(貯メダル)
合計:10800円(換金額)-10000円(現金投資)=+800円
このように、全く同じ実戦内容であるにも関わらず、貯メダルを活用したケースがプラス収支となっている一方、貯メダルを活用せず両日ともに現金投資&換金を繰り返した方はマイナス収支となっています(両者の差額は1000円)。
この結果だけだと「1000円ぐらいなら別に」と思う方もいらっしゃるでしょうが、仮にこれをずっと続けていったらどうでしょう?
月に15日程度打つ人であれば、毎日1000円損し続けたとしたら月間で15000円も損します。
それが年間ともなれば、なんと18万円にもなります。
逆に言えば、貯メダルの再プレイを活用すれば、利用しなかった場合に比べて18万円得をするとも言えます。
もちろんこれは仮定の話ですが、一日に使う金額が大きければ大きいほどそのダメージは大きくなり、18万円どころの話ではなくなります。
こうやって実際に数字で見てみると、貯メダルの再プレイが如何に重要であるかをお分かり頂けるのではないでしょうか。
再プレイのルールはホールごとや地域ごとに異なる
貯メダルの再プレイが非等価交換の環境では極めて重要である点は前の項で説明した通りですが、再プレイに関するルールはホールごとや地域ごとに異なります。
自分が預けている貯メダルは全て再プレイ対象となるケースもあれば、一日に再プレイできる貯メダルの枚数が決まっているホールや地域もあります。
なぜこのような一日に使える枚数の縛りが出来るかと言えば、それは「それぐらいホールにとって貯メダルを活用されると儲からない」からです。
ホールが儲からないというのは言い換えればユーザーが勝ちやすいという事ですね。
ホールとしては出来るだけ現金投資をして打ってもらいたいと思っていますし、すぐに換金してもらいたいとも思っています。
なぜなら、「その方がホールは儲かるから」です。
先ほどの例題にあったように、貯メダルを活用しなかった場合は活用した場合に比べてホール側の儲けが大きくなる(ユーザーの負けが大きくなる)のですから、当然そうなりますよね。
言い換えればそれぐらい貯メダルの再プレイを活用した打ち方が、ユーザー視点で見た場合には極めて有効な戦術であるという事に他なりません。
ですからホールとしても、貯メダルの再プレイサービスは行うけども、無制限にしてしまうとあまりにも儲けが減るから、一日に使える再プレイ枚数に制限を掛けるという事をしたりもするのです。
儲からないのになぜ貯メダル再プレイを可能にするのか
「貯メダルを活用されるとホールは儲からない」
となると疑問なのは、なぜそんな貯メダルの再プレイサービスをおこなっているのかですよね。
その理由は、お客さんを自店に囲い込みたいからです。
「あの店に貯メダルがあるから」といったように、貯メダルがある事によって他の店ではなく自店に来店してもらおうといった意図があって、貯メダルの再プレイというサービスを実施しています。
他の業種でもよくある「常連客の囲い込み戦略」の一つですね。
それ故に儲けが減るのを承知でそういったサービスを実施しているのです。
非等価交換ホールでは貯メダルの活用は勝利の必須要件
等価交換であれば会員カードに貯メダル出来るというのはせいぜい端数をお菓子などに交換せずに済むという程度ですが、非等価交換の環境では先述のように貯メダルの再プレイを活用する事がパチスロで勝つ上での必須要件だと言えます。
ジャグラーシリーズに限らず、パチスロで勝っているユーザーは皆当たり前の事として貯メダルの再プレイを活用しています。
これまで何となく会員カードを作るのが面倒だから…とか、その日のうちに換金してしまいたいといった理由で活用してこなかった方は、非等価交換のホールに通っているのであれば絶対に会員カードを作って貯メダルの再プレイを活用して下さい。