ガックンチェックとは?意味とチェック方法

朝一からジャグラーを打つ場合、まず意識するべき要素としてリールガックンと呼ばれるものがあります。

リールガックンとは、設定変更後の1G目にリールがブルっと震えるような挙動を見せるものを言います。この挙動を確認する事で設定変更の有無を判断する事が「ガックンチェック」と呼ばれるものです。

ガックンチェックについては、朝一の立ち回りについての記事で触れました。

【立ち回り術】朝一からジャグラーを打つ時にやるべき事【ガックンチェック・狙い台・ライバル観察】

朝一の立ち回りで必要な事については、上の記事をお読み頂ければわかります。

今回の記事では、ガックンチェックについて深く掘り下げて説明したいと思います。

リールガックンとは?

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「リールガックン」と言われても、何のことか分からない人も多いと思います。

朝一から高設定を狙っているようなスロッターの間では当たり前のように使われている用語ですが、これについて詳しく解説していこうと思います。

パチスロ台には機種によって、設定変更後1G目にリールが「ガクっ」とブレるような不自然な動きを見せる台が存在しています。このようにリールが一瞬震えるような動きを見せる事を「ガックン」と表現しています。

実際の動きに対する印象としては、「ガックン」というよりは「ブルッ」とか「クイッ」といった表現の方が適しているようにも思いますが、「ガックン」という表現が定着しているので、一般的にはリールがブレる事を「リールガックン」と言うのが普通です。

ガックンチェックとは?

リールガックンをするタイミングとしては、ジャグラーシリーズであれば「設定変更後」か「ボーナス終了後」という事になり、この「ガックン」挙動を見極める事で設定変更の有無を確認する事が可能となる訳ですが、この事を「ガックンチェック」と言います。

ジャグラーシリーズ機種で言えばファンキージャグラー以降の機種ではガックンの挙動を把握しづらくなりましたが、それより前(マイジャグラー3以前)の機種に関しては目視で確認できるレベルのガックン挙動が見られるので、その日の1G目にこのような挙動が確認できると設定変更された可能性が高まります。

ガックンチェックの方法

ガックンチェックをする場合、まずは当日に1Gも回されていない台(朝一台)である事が前提となります。

朝一台を確保出来たらリールを回してガックンの有無を確認するのですが、この時は1枚掛けで回しましょう。

ガックンチェックは1枚で回す

ジャグラーはコイン1枚でもリールが回る機種です。なので、ガックンチェックの時も1枚がけで回すことが出来ます。そうする事で、データカウンター上は0G表示のままガックンの有無を確認できます(多くのデータカウンターは3枚がけで1Gカウントがなされる為)。これをする意味は何かと言えば、ガックンチェック済みである事が露骨に分かるようなデータにしないための配慮です。設置してあるジャグラー全台が1Gだけ回されたような状態で放置されているのは、見栄え的にあまり宜しい状況ではありません。そういった状況を店側が嫌がった場合、それまでは対策されていなかったホールでもガックンチェック対策を行うようになってしまっては元も子もありません。ガックンチェックに限らず、パチスロで勝つための動きをする時は、「出来るだけ目立たない意識」を持って行動するように心がけて下さい。

なお、他人が同じようにガックンチェックを1枚がけで行っていた場合、ぱっと見のデータカウンターは0Gながら実はガックンチェック済みであるケースが存在するのですが、これを見分ける方法は「1枚がけで2G分回す事」です。こうする事で、あらかじめ1枚がけで1G回されていた場合にはデータカウンターは「1枚がけ×3G」で通常の「3枚掛け×1G」と同様の処理をしますから、自分では「1枚がけ×2G」しか消化していないのにデータカウンターでは1Gがカウントされるという現象が起こります。これが起これば「チェック済み」であったことが分かります。

このガックンチェックでリールが「ガックン」すれば設定変更の可能性が高まり、「ガックン」しなければ据え置きの可能性が高まる…という事になります。

ただし、この判別が有効であるか否かは店によって大きく異なる点は注意してください。

ガックンチェックが有効である条件
  • 設定変更した台をホール側が1G回す習慣がない
  • 設定変更していない台のリールをホール側が手で回す習慣がない
  • 設定変更の有無に関わらず全台のリールを7揃いにする習慣がない
  • その他ガックンチェックをさせない対策をしていない

ガックンチェックが有効である条件としては、以上のようなものがあげられます。つまりはガックンチェックを阻害する対策をしていないホールでのみ有効という事です。

対策済みであるホールについては、ガックンチェックは無効ですから注意しましょう。

ガックンチェックの注意点

ガックンチェックが全てのホールで有効ではない事は、前の項目で語った通りです。では対策をしていないホールであれば常に有効であるかと言えば、そんな事もないのです。

対策の有無を横に置いておいたとしても、ガックンチェックは設定変更の有無を確実に見抜けるものではありません。その事を念頭に置いておいて下さい。

具体的には、ホール側が対策していない場合でも「ガックンしたのに設定変更されていない」場合や、「ガックンしなかったけど設定変更されている」ケースも考えられるという事です。リールの停止位置によってもガックンのしやすさに違いが出てきますから、確実に設定変更を見抜けるものではありません。

ガックンチェックはあくまでも設定変更判別手法の一つであり、絶対の基準にはなり得ないことは覚えておきましょう。

とは言え、ガックンチェック対策をしていないホールにおいては貴重な朝一の情報であるのは間違いありません。ガックンチェックが有効な店においては、ガックンチェックを積極的に活用して頂きたいと思います。

過信することは危険ではあるものの、判断基準の一つとしては有効である事は確かですから、設定変更を見抜くための武器として活用しない手はありません。

ジャグラーシリーズのガックンチェック

ジャグラーシリーズ機種に関しては、6号機以降の機種では全体的にリールガックンを見抜きづらくなっています。

5号機のマイジャグラー3以前の機種に関しては、目視で確認できるレベルのガックン度合いでした。このレベルであれば慣れれば高確率でガックンの有無は確認できていたのです。

しかし6号機ジャグラーシリーズについては、目視での確認は困難な程度のガックンレベルとなってしまいました。これらの機種でリールガックンを確認するためには、スマートフォンのカメラを用いたスローモーション撮影などを活用する必要があります。

具体的にガックンが目視で確認できる機種、困難な機種は以下の通り。

リールガックンを目視で確認しやすい機種

  • 4号機ジャグラーシリーズ機種
  • マイジャグラー3までの5号機ジャグラーシリーズ機種

上記の機種は、比較的ガックンを見抜きやすい仕様でした。

リールガックンを目視で確認するのが困難な機種

ファンキージャグラー以降の5号機ジャグラーと6号機ジャグラー全般は、総じてガックンチェックが困難となっています。不可能とは言いませんが、よほど目視での確認に自信がある人でなければ、スマホカメラの超スロー撮影などを活用するのがオススメです。

スロー撮影を活用すれば何度でも繰り返し見る事が出来ますから、より正確な判断が可能です。

ガックンチェックの活用法はこちら

実際にガックンチェックを活用する上での注意点などはこちらの記事でご確認下さい。

【立ち回り術】朝一からジャグラーを打つ時にやるべき事【ガックンチェック・狙い台・ライバル観察】