ジャグラーシリーズの魅力と言えば何か、多くのジャグラーファンに共通した認識としてはGO!GO!ランプの輝きがありますよね。
それ以外の魅力についても、液晶非搭載で落ち着いた雰囲気であったり、シンプルかつ奥深いゲーム性だったりを上げる人が多いと思います。
その一方、賛否両論別れる要素も中にはあります。
それが、ランプ点灯時に鳴ることのある「あの音」です。
ジャグラーを愛する人の中にも苦手な人も多い、第三停止時に鳴る告知音、「ガコッ」と表現される事が多いですよね。
ガコ音が好きな人がいる一方で、苦手な人も実は多い。
ガコ音があるジャグラーは避けているという人も、実は非常に多いんですよね。
実は私も苦手なジャグラーファンの一人。とくに神経が過敏になっている時なんかは「ビクッ」となってしまって恥ずかしい…。
今回はそんなガコ音に怯える事無くジャグラーを楽しめる、現役の『ガコらないジャグラー』機種達をご紹介させて頂きます。
第三停止告知音「ガコッ」が発生しないジャグラー
マイジャグラー5
『マイジャグラー5』(6号機)スペック解析情報ガコらないジャグラーの代名詞は、なんといってもマイジャグラーシリーズ。
マイジャグラーのコンセプトが「自分だけのGO!GO!ランプ」ということで、周りからボーナス当選を気取られずにボーナスを揃える事ができるのをウリに登場したシリーズですから、ガコってしまうと周りにボーナス当選が丸わかりとなってしまうので、本末転倒ですよね。
そこはしっかりと、自分だけがボーナス当選を察知できる仕様となっているので、ご安心ください。
マイジャグラーシリーズを打っている時の安心感は、格別のものがありますね。
アイムジャグラーやファンキージャグラーを打っている時って、ガコッと来る事を身構えている所があるんですけど、アイムジャグラーの場合、その心配が全くない。
これだけの事でこんなに精神衛生上良いのかと思わされるのと同時に、自分は本当にガコ音が苦手だなと感じますよ。
マイジャグラーが登場した当時は、まわりからランプが見えないジャグラーなんて流行るのかな?と疑問視する声も多かったんですが、実際にはジャグラーシリーズを代表する機種として、アイムジャグラーを凌ぐ人気シリーズになりました。
その理由として、もちろん「自分だけのGO!GO!ランプ」というコンセプトもウケたと思いますが、それと同時かそれ以上に重要だったのが、このガコ音無し仕様だったんじゃないかと思います。
マイジャグラーシリーズは今後も間違いなくガコらないジャグラーとして登場するでしょうから、ガコ音が苦手なジャグラーファンにとっては、常に最初の選択肢となるシリーズ機種だろうと思います。
ハッピージャグラーVⅢ
『ハッピージャグラーVⅢ』(6号機)スペック情報ハッピージャグラーシリーズは、ジャグラーシリーズの中では少々変則的な機種であり、言ってみればジャグラーシリーズ内では「キワモノ」です。
なにしろ変則打ちでベルとピエロを完全フォローする打ち方を前提とした機種となっていますから、普通のジャグラーシリーズとは毛色が大きく異なる。
そんなハッピージャグラーシリーズが意外とホール内で人気を保てている理由の一つが、ガコらないジャグラーであるという事だと思われます。
順押しだとチェリーを狙いづらい、変則打ちは少し面倒、そんなジャグラーシリーズらしからぬ仕様ながら一定の稼動が保てるのは、ガコらないジャグラーとしてマイジャグラーの次に選択肢となりえる機種だからでしょう。
一つ注意点として、ハッピージャグラーシリーズに関しては、第三ストップボタンを離した瞬間にガコッと鳴ることはないのですが、プレミア演出の一つとして、レバーオンガコ音は存在します。
レバーを叩いた瞬間にガコッとなるものですが、これに関しては経験上だとそれほどビックリしません。
なぜかと言えば、レバーオン時はいつもリール始動音がなりますから、何かしら音が鳴る事に慣れているんですよね。
第三停止を離した瞬間のガコがビックリしがちなのは、いつもは音が鳴らないタイミングで、比較的大きい音がいきなりなるからです。
だからレバーオン時であれば、音が鳴る事はいつもの事なので、その音がガコ音に変わるだけだと思えば、ほとんど驚く事はないと思います。
あとガコ音の音量も少々控えめになっており、凄くびっくりするような事はまずないので安心して良いでしょう。
そもそも、あくまでもプレミア演出ですから、一日打ち続けたとしても1回体験するか否かというようなものです。
ガコ音対策
ガコらないジャグラー機種を打っている分には不要ですが、アイムジャグラーなどのガコるジャグラーを打ちたい時にオススメのガコ音対策について、いくつかご紹介します。
耳栓
基本中の基本ですが、ガコ音の衝撃を和らげる意味では耳栓はかなり有効です。
ガコ音の何が苦手かと言えば、あの音圧というか、音に殴られるような感触だという人も多いんじゃないでしょうか。
耳栓を付けることで、その音圧を随分と軽減してくれます。
耳栓はホール内の喧騒から耳を守る意味でも有効なので、パチスロを打つ時に耳栓を付ける習慣のない方には一度試してみる事をオススメします。
ノイズキャンセリングイヤホン
耳栓の発展形ですが、こちらをつかっている人も多いですよね。
本来は外音をシャットアウトして音楽などに集中しやすいようにするためのノイズキャンセリング機能ですが、ホール内の喧騒や台から出る音を遮断する目的で使っている人もホール内では結構沢山います。
効果は概ね、耳栓と同様だと思っておけば良いです。
人によって、耳栓よりもガコ音対策効果が高いという人もいれば、耳栓の方が良いという人もいて、感じ方は人それぞれのようです。
また当然、機種によるノイズキャンセリング能力にも差があり、やはり高価で評判の良い機種については、高いノイズキャンセリング能力が期待できます。
今までいくつかのノイズキャンセリングイヤホンを使ってみた感想としては、やはりそれなりの値段(2万円以上)がするものを買った方が後悔が無くて済むと思います。
安いものを買って性能に不満があると、もう少し出して上位機種を買っておけば良かったと後悔する可能性が高いと思います。
上位機種を買ってイマイチだと思ったら、それで諦めもつきますし、数度の利用で綺麗なうちなら、フリマアプリなどで販売すれば結構な値段で売れますから、それほど損もしません。
個人的にはソニーのノイズキャンセリングイヤホンを愛用してますが、これがないとホールに行く気が大幅に削がれる程度には依存してます。
ガコ音の低減にも効果的ですし、音楽を聴きながらジャグラーを打つのが最高に至福のひと時なのです。
音楽を聴きながら打つ
これは上で紹介したノイズキャンセリングイヤホンを使うのが望ましいのですが、音楽を聴きながら打つとガコ音でビックリする可能性が大きく下がります。
やはりビックリする主な原因は、音がしないはずのタイミングで、ガコッという大きな音を叩きこまれるからだと思います。
それに対して、自分の側で常に音楽などを聞いていれば、そういった不意打ちを食らう可能性を大幅に低減できます。
この効果は人によって大きく異なり、ものすごく効果的だと感じる人がいる一方、そこまで効果を感じないという人もいるようですので、実際に試してみて自分にとってどうかを検証してみてください。
この場合、もちろんノイズキャンセリングイヤホンが推奨されますが、ジャグラーシリーズを打つ場合なら、普通のイヤホンでも音楽自体を聞く事は普通に出来るでしょう。
他のパチスロ機種だと、ノイズキャンセリング機種以外だと音楽を聴く事も少し難しくて、話している音声なんかだと何を言っているのか完全に判別不能になるのが普通です。
ジャグラーシリーズのように基本的には静かな機種であれば普通のイヤホンでもある程度は使えると思いますが、出来ればノイズキャンセリングイヤホンの使用をオススメします。
フルウェイトで打つ
個人的な体感としては、手を止めずにフルウェイトで回し続けている状態のほうが、ガコ音に対してのリアクションが小さく済むような感触があります。
ウェイトとは、パチスロ機種のルールとして一定の速度以上で打つ事ができないように制限されている関係上、どれだけ素早く打とうと思っても、レバーオン後に少し待たされますよね?あの時間の事を「ウェイト」と言います。
フルウェイトとはつまり、「毎回待たされる=最も早いスピードで打ち続けている」という事です。
こういった打ち方を「フルウェイトで打つ」と言います。
逆にゆっくりまったり打っている時にガコッと鳴られると、結構な頻度でビクッとなってしまいます。
これに関しても感じ方に個人差が大きいものだと思いますから、とりあえず試してみて欲しいです。
個人的にはかなり効果があるので、アイムジャグラーやファンキージャグラーを打つ時はフルウェイトで回すようにしています。
そうすると、多少ビクッとなっても動作の一部に溶け込んでしまうので、あまり気にならなくなります。
『ガコらないジャグラー』が増えてほしい
ここまでガコらないジャグラー機種の紹介と、ガコ音対策について紹介してきましたが、本当にガコ音というのは悩ましいものです。
自分のようにジャグラーシリーズが大好きでありながら、あのガコ音が苦手なスロッターにとっては、ガコらないジャグラーがもっともっとホールに増えて欲しいというのが切実な願望としてあります。
現在は上記で挙げた機種達があるので良いですが、これがもし将来的にガコらないジャグラーが存在しないような状況になったらと思うと…恐ろしい事この上ありません。
とは言え、自分を含めてガコ音が苦手なユーザーの多さを考えると、ガコらないジャグラーが全くなくなる事は無いのだろうとは思っています。
できればマイジャグラー系以外でもガコらないジャグラーがもっと増えてくれたらと願っているんですが、あの「ガコ音」のファンも少なからずいる事と思いますので、アイムジャグラー系機種から「ガコ音」が完全に消えて無くなる事はないのかなとも思っています。
今後登場するジャグラーシリーズ機種の半分ぐらいが、ガコらないジャグラーであってくれたら良いなと期待しています。
あとは何か、ガコ音に変わる音系の違和感演出などが定番化してくれると面白いんじゃないかと思うんですが。
ガコ音のようなビクッとさせられるものではなく、もう少し違ったベクトルの音でジャグラーユーザーを喜ばせてもらいたい。
正直今は、「ガコ音があるからアイムジャグラーを打っています」という人は中々いないと思います。
もし何か違った音演出が登場して「〇〇音があるから〇〇〇ジャグラーを打っています」という人が多数出て来るようになれば、マイジャグラーシリーズ以来のジャグラー新時代が到来するかも知れませんね。