ストップボタンがきかない時の原因と対処法【ジャグラートラブル】

信号機赤

ジャグラーを打っているとたまに台が正常に作動しない系統のトラブルに見舞われることがあります。

その中でも最も多いのは、ストップボタンが効かないタイプのトラブルではないでしょうか?

その原因は何か、どのような対処をするべきかという点について説明して行きます。

ストップボタンが効かない原因

ストップボタンと言えば、パチスロのリールを停止させるためのものであり、『レバー』や『リール』と並んでパチスロの基本構成を成す極めて重要な部分です。

ストップボタンが有効にならない(リールを止められない)原因はいくつか考えられます。

その中でも多いのは主に三つ、「レバーの不調(接触不良)」・「ストップボタンの接触不良」・「ストップボタンが粘着して戻っていない」のどれかである事がほとんどです。

レバーの不調(接触不良)

ボタンが有効にならないのだから原因はボタン関係にあると思ってしまいがちですが、実は最も多いのはこのレバーの接触不良による問題です。

ジャグラーシリーズはレバーが操作されている(どの方向かに倒されている)状態ではボタンを操作できないようになるタイプです(最近はレバーを操作していてもストップボタンが有効になる台も他メーカーでは増えて来ました)。

そのレバーが叩かれた状態から自然と元の状態に戻るのが正常な動作なのですが、これが微妙に戻り切らないようになってしまっている事があります。

それにより、レバーが元の位置に戻っていないからボタンを有効に出来ない結果、普通に打っているのにボタンが有効にならないといった問題が発生するのです。

ボタンの接触不良

ボタンが有効にならないのだから、真っ先に考えられる原因はボタンの接触不良だろうと思います。

毎日何千回、月に何万回、年に何百万回と押されているボタンですから、当然消耗した結果として故障するケースはあります。

しかしそういった場面をそれほど多く見かけないというのは、パチスロ機がいかに頑丈に作られているかを証明しているようにも思います。

もちろんメーカーによって機械の耐久性には差があると思いますが、ジャグラーシリーズを発売している北電子の筐体は比較的頑丈な作りになっているように思われます。

ストップボタンが粘着して戻っていない

レバーの不調に次いで多いのはこのストップボタンが粘着して戻らないトラブルです。

ストップボタンの奥であったり、ボタンと筐体枠の隙間だったりに汚れがたまり、それが原因で押したボタンが元の位置に戻らない状況となっている台がたまにあります。

これはホール側がしっかりと台のメンテナンスを実施しているか否かで大きく状況が異なり、その辺がしっかりとしているホールの台は総じてそういったトラブルが発生しにくく、発生したとしても直ぐに解決してくれます(当日中は難しいケースも多いですが)。

逆にメンテナンスをおろそかにしており、その点にクレームが入ってもしっかりとした対処をしないようなホールの場合だと、微妙にボタンの効きが悪い台が多いような状況となってしまう事もあります。

ストップボタンが効かない時の対処法

レバーの不調(接触不良)の場合

残念ながら当日中にレバーを交換するような事は出来ませんから、その台のレバーが不調である事をホール側に報告する事はもちろん重要ですが、当日にそのままその台を打ちたいのであれば、出来るだけレバーが本来の動作をするような操作をするほかありません。

具体的に言えば、通常レバーは叩いている人が多いと思いますが、あえてレバーを持つようにして、下にクイッと下げたらそのまま元の位置に戻す…こういった動作をする事で多くの場合でレバーの不調によるストップボタンが有効にならない問題は回避できます。

あとは出来るだけ軽く叩くというのも効果的です。

普段はボーナスへの期待感を込めて強めにレバーを叩いている人も少なくないと思いますが、出来るだけ軽くコクッといった感じでレバーを下げる動作をする事で、レバーの接触不良が起こりにくく出来るかも知れません(これは有効な場合とそうでもない場合があります)。

普段に比べてレバーにかける労力が増えるので面倒に感じる人が多いと思いますが、その台が非常に高設定らしいような状況であれば、多少レバーに気を使いながら打ち込んで行くのもアリではないでしょうか。

ボタンの接触不良の場合

これに関しては打ち方云々で対処できる問題ではないので、まずは店員さんに報告しましょう。

恐らく多くのホールでエアーダスターなどでボタン周りを清掃してくれると思います。

その結果として状況が改善されれば良しですが、そうならない場合にはもうお手上げです。

まったくボタンが有効にならない場合はもうやめるしかない(恐らく台を止められるでしょう)ですが、仮に接触が悪いながらも一応打てる、そしてその台は高設定らしき台だから止めたくない…といった場合、その症状を受け入れて打ち続けるという選択肢もあります。

ボタンの接触不良はレバーの場合に比べて更にストレスが増すと思われますから、基本的には諦めて止める事をオススメします。

ストップボタンが粘着して戻っていない場合

これに関しては簡単に直るケースと台を分解して清掃しなければならないケースがあり、前者の場合なら軽い清掃で問題なく操作できるようになりますが、後者の場合であれば当日中は諦める他ありません。

これに関しても一応打てる場合には、その台は高設定らしき台だから止めたくない…といった場合、その症状を受け入れて打ち続けるという選択肢もあるでしょう。

やはりそこの判断は症状の重さと台の重要度次第でしょうから、その両方を天秤にかけて続行かヤメを判断するしかありませんね。

気持ちよく打てないのは大きなストレス

ここまでストップボタンが有効にならないタイプのトラブルについて説明してきました。

基本的にはこういったトラブルが発生している台というのは打っていて大きなストレスを感じますから、実戦し続ける事はお勧めできません。

しかしそういった台こそ高設定であっても空台になりやすいという事もあり、こんなに良い履歴なのになんで空台なんだろう…と打ち出してみるとストップボタンの動作が不安定だったような経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

前の項目でも語ったように、「操作性」と「高設定」を天秤にかけてどの程度までなら許容できるかによって続行かヤメかの判断をする他ないのですが、とりあえずこういったトラブルが発生した際は店員さんを呼んで状況を説明しましょう。

場合によっては軽い清掃だけで状況が劇的に改善される事もありますからね。

こうしたトラブルが発生しているけど高設定だから打ち続けたいといった場合にも、強制的にヤメさせられるような事はありませんから、まずは店員さんに相談しましょう。