ジャグラー目押しのコツ、練習法について【打ち方解説】

トレーニング

以前に目押しを他人に頼む時の話を記事として扱いました。

よほど目押しが苦手であったり、あるいは最初の打ちであれば他の人にお願いして揃えてもらうのも良いでしょう。

しかしやはり、目押しをしてボーナスを揃える事はパチスロの醍醐味の一つでもありますから、出来る事なら自力でいつでも揃えられるように目押しを体得したい所ですよね。

今回の記事では、ジャグラーシリーズで目押しをする時のコツや、目押しの練習方法についてご紹介して行きたいと思います。

目押しとは

そもそも目押しとは何かという点について、あらかじめ整理しておきましょう。

目押しとは、特定の絵柄をリール枠内の特定の場所に狙って止める技術の事です。

特定の絵柄を特定の場所1コマ(例えば「左リール上段」や「右リール下段」など)に停止させる事を目押しの中でも特に「ビタ押し」や「1コマ目押し」と表現します。

ジャグラーシリーズの場合、ビタ押しを要求される状況は基本的に存在しませんから、あくまでも取りこぼしのある小役(チェリーなど)を狙ったり、ボーナスを揃える時に必要な技術が目押しであると言えます。

直視と色押し

目押しをする時、まずは枠内に止めたい絵柄を認識できる必要があります。

その時にリール絵柄をハッキリ見る事が出来る事を「直視」と言います。

対してリール絵柄をハッキリと見る事は出来ないものの、色で認識できる状態での目押しを「色押し」と言います。

直視を出来る人というのは限られており、パチスロ歴が長い人であっても直視が出来ない人の方が断然多いです。

逆にパチスロ歴が短くても直視が出来る人というのも存在しており、練習によって習得するというよりは、いかに直視のコツを掴むかが重要だとされています。

しかし実際問題として、特にジャグラーシリーズのようにビタ押し(1コマ目押し)を要求されない台の場合、直視をする必要性は皆無といって良いので、直視が出来ないからといって悲観する必要は全くありません。

直視が出来ればビタ押しを要求されるような高度な目押しにおいては有利に働くのは確かですが、直視が出来るからといってビタ押しが上手いとは限りませんし、直視が出来ないからと言ってビタ押しが下手だとも限りません(直視をせずにビタ押しを要求される台でほぼノーミスで打ち続けられるという人も存在します)。

目押し=タイミング押し

目押しが出来ない人やパチスロを初めて打つような人だと、目押しをバシバシと決めている人はリール絵柄が見える範囲まで回って来た瞬間を逃さずボタン停止させる事で狙った絵柄を停止させていると思うかも知れません。

しかし、実際には全く違います。

特定絵柄を狙った位置に目押しするというのは、「狙う絵柄が狙う位置に見えたタイミングからリール1回転分(約0.75秒)後のタイミングを見計らってストップボタンを押す」事に他なりません。

つまり、回ってきた絵柄をそのまま止めている訳ではなく、止める1回転前に絵柄を確認した瞬間からリール1回転分(約0.75秒)後のタイミングで、そこに狙いの絵柄が回って来ている事を想定してストップボタンを押すんです。

目押しに必要なのは、狙うべき絵柄をある程度把握する「目視力」リール1回転分(約0.75秒)のリズムを把握する事、この二つだけです。

ビタ押しを要求されるような機種の場合はこの目視力が重要視されますが(その点で直視を出来ると有利になる)、ジャグラーシリーズのようにアバウトな狙い方(狙う位置から4コマ分までなら早く押しても大丈夫)で大丈夫なので、おおよその目安を付けられさえすれば、あとはリール1回転分のリズムを把握するだけです。

リール1回転分のリズムを掴む方法

見えやすい絵柄でリズムを掴む

最も簡単な方法は、そのリールに1つだけある絵柄が1周回って戻って来るタイミングを何度も確認して、自分自身でリズムを取れるようになることです。

例えばマイジャグラーシリーズ(マイジャグラー5)のリール配列で言えば

マイジャグラー5リール配列

 

左リールは7絵柄とBAR絵柄が2つずつ配置されており、全体的にゴチャっとしてますよね。

中リールはBAR絵柄は2つありますが7絵柄は1つだけですので、この7絵柄を目安にしても良いのですが、やはりBARが多い事が少々ネックとなるでしょう。

それに比べて右リールは大きな絵柄(ボーナス絵柄)が7とBARがかたまりになっている1か所のみですから非常に視認性が高いですね。

というわけで、リールを回転させたら右リールのボーナス絵柄に注目して、リール1周分のタイミング(約0.75秒)を何度も反復して体に馴染ませましょう。

自動停止に注意

ジャグラーシリーズは現在では珍しいリールの自動停止機能がある機種です。リール1周分のタイミングを覚えようとして空回しし続けると勝手に止まってしまうので、1Gあたり10回転程度タイミングを計る練習をしたら、リールを停止して次のゲームへ移行しましょう。

右リールでリール1回転分のリズムを覚えたら、それを左リールや中リールの目押しに適用してみましょう。

上手く枠内にボーナス絵柄を停止させる事ができるようになるまで何度もこれを繰り返す事で、自然と体がリール1周分のリズムを覚えている事と思います。

音でリール1回転のリズムを体感する

リール1周分のリズムを音で表現してみました。

このドン・ドン・ドンのリズムがリール1回転分のリズムなので、これを聞いてリズムを体に染み込ませて下さい。

ジャグラーの左リールは目押し難易度高し

以前、別の記事でも扱った話題ですが、ジャグラーシリーズの左リールは他のパチスロ機種と比較しても目押し難易度が高い部類のリール配列です。

再びマイジャグラーシリーズ(マイジャグラー5)のリール配列を見て見ましょう。

 

マイジャグラー5リール配列

このように、左リールには7絵柄が2つとBAR絵柄が2つ存在しており、かなりゴチャっとしたリール配列です。

これだとリール1周分のリズムを取るのが難しい(7絵柄を基準にしようとしたら別の7絵柄が次にやって来て混乱する)んですよね。

リール1周分のリズムが体に染みついている状態なら大丈夫ですが、そうでないと中々ボーナス絵柄を狙うのも難しい配列だと思います。

ジャグラーシリーズの左リールがなぜこういった配列になっているかと言えば、それは適当押しでも7が枠内に止まりやすくするために他なりません。

7絵柄の数を減らせば狙いやすくはなりますが適当押しした場合に7が枠内に止まっている可能性は下がってしまいます。

つまりジャグラーシリーズ(マイジャグラー系やアイムジャグラー系)の左リールは、狙いやすさよりも適当押し時のボーナス絵柄の揃いやすさを優先した配列なのです。

ですので、もし左リールが狙いづらいという事であれば、左リールだけは適当押ししてしまうのもアリです。

左リールを適当打ちして、枠内に7絵柄が停止した時だけ中と右に7絵柄を狙うと良いでしょう。

ボーナスを揃える時は絶対に1枚掛けで!

レバーオン告知のような先告知パターンであればそのまま揃えてしまうのもアリですが、GOGO!ランプが光った次ゲームにボーナスを揃えるような場合には絶対に1枚掛けで消化しましょう

特に目押しを習得中であれば失敗してしまう事もあると思いますが、1枚掛けであれば1回の失敗で失うのは1枚だけです。

しかしこれを3枚掛けで行ってしまうと、もっと勿体ない事になってしまいますのでご注意下さい。

1枚掛けでボーナス絵柄の目押しに失敗したとしても、場合によってはブドウが揃って払出しがある可能性もありますから、案外大きな損はしないかも知れませんね。

目押しが出来ると楽しい&気楽

パチスロの醍醐味の一つであるボーナスを自分で揃えるという事、これが自力で出来る様になれば、今よりも更にパチスロが楽しくなると思います。

もしジャグラーシリーズでボーナスを難なく揃える事が出来る様になれば、他のノーマルタイプのパチスロであれば問題なく打てるでしょうから、そういった機種に挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

そして何より、ボーナスが当選した時に適当押しで揃うのを願ったり、誰かに目押しを頼む事をせずにパチスロを楽しめるというのは非常に気楽な事です。

周りに頼まずとも自分自身でジャグラーの全てを堪能出来たとしたら、それは正に悠々自適なジャグラーライフと言えるんじゃないでしょうか。

是非とも今回紹介した方法を参考にして、ジャグラーでボーナスを揃えられるようになって頂けると幸いです。


©KITA DENSHI