勝ちやすいジャグラー機種は店ごとに違う【ホール別の優遇ジャグラー】

GOGOランプ

ジャグラーシリーズ機種にも複数あり、それぞれ好き嫌いがあると思います。

マイジャグラーシリーズが大好きな人、アイムジャグラーシリーズが大好きな人、ゴーゴージャグラーシリーズが大好きな人などなど、様々でしょう。

やはり自分が一番好きなジャグラーシリーズ機種を打って勝ちたい!と思うものですが、それだけでは中々勝てない事も多いものです。

そこで、「一番勝ちやすいジャグラー機種ってどれだ?」という事を考える人も多い事と思います。

自分の好みは置いておくとしても、やはり勝ちやすい機種があるなら、その機種を積極的に狙ってみようかとも思いますよね。

しかし残念ながら、常に勝ちやすい機種というものは、ホールのメイン機種であるジャグラーシリーズですら存在していません。

なぜなら、ホールごとにジャグラー機種の扱いは千差万別だからです。

一般論が当てはまるとは限らない

一般に、ジャグラー機種の中でも人気、ホール側の扱いともに良好なのは「マイジャグラーシリーズ」であると言われています。

それ自体はその通りで、実際にユーザーからの人気は抜群に高く、ホールでの扱いも一般的には良好な場合が多いです。

しかしそれは、あくまでも一般論としての話。

貴方が良く通っているホールのマイジャグラーシリーズが一般論通りに良好な扱い(つまりは平均設定が高い、高設定が多数投入されている)とは限りません。

もしマイジャグラーシリーズを冷遇(平均設定が低い、高設定をほとんど投入していない)しているホールで、「マイジャグラーシリーズは甘く使われているはずだから期待できる」といったような一般論に基づいた狙い方をしていたとしたら、それは非常に怖い事だと思いませんか?

逆に言えば、マイジャグラーシリーズを冷遇しているホール側からすると「マイジャグラーシリーズは甘く使われている」という認識を持って前のめりに打ってくれる客というのは、言い方は良くないですが「良いカモ」であるとも言えます。

一般論とは違った営業方針を取る事には、実はそういったメリットもあるんです。

重要なのはとにかく「自分が通っているホールが、どのジャグラーを優遇していて、どのジャグラーを冷遇しているか」という点を意識する事です。

機種別の全台トータル確率を計算してみる

そのホールがどういった方針でジャグラーシリーズ機種を扱っているかを判断するためには、その機種ごとの全台トータル確率を算出してみると良いです。

全台トータル確率とは、その機種全台の「総ゲーム数」・「総BB回数」・「総RB回数」といったデータを集計して、全台トータルのBB確率・RB確率・BR合成確率を算出したものです。

例えば、ある特定日のデータについてジャグラー機種3種の全台トータルデータを集計した結果が以下のようになったとします。

  • マイジャグラー4(全12台):【総ゲーム数】72000G/【総BB回数】280/【総RB回数】180
  • マイジャグラー3(全12台):【総ゲーム数】60000G/【総BB回数】230/【総RB回数】220
  • ゴーゴージャグラー(全8台):【総ゲーム数】40000G/【総BB回数】160/【総RB回数】160
  • ゴーゴージャグラー2(全8台):【総ゲーム数】40000G/【総BB回数】150/【総RB回数】130

このデータをもとに全台トータル確率を計算すると、以下のようなデータとなります。

  • マイジャグラー4(全12台):【総BB確率】1/257/【総RB確率】1/400/【総合成確率】1/157
  • マイジャグラー3(全12台):【総BB確率】1/261/【総RB確率】1/273/【総合成確率】1/133
  • ゴーゴージャグラー(全8台):【総BB確率】1/250/【総RB確率】1/250/【総合成確率】1/125
  • ゴーゴージャグラー2(全8台):【総BB確率】1/267/【総RB確率】1/308/【総合成確率】1/143

このデータを見てみると、明確に優遇されている機種と冷遇されている機種がわかりますね。

マイジャグラーシリーズで言えば、マイジャグラー4は全台トータル確率で低設定域を思わせる数値となっていますから、平均設定は低い事が想定されますが、一方でマイジャグラー3はトータル確率で高設定域を思わせる数値となっており、平均設定が高い事を伺えます。

ゴーゴージャグラーシリーズについては、ゴーゴージャグラーのトータル確率が高設定域を思わせるものとなっており、平均設定の高さがわかりますし、逆にゴーゴージャグラー2については平均設定が低い事が想定されるような数値となっています。

このような形で、ホール側がどの機種を優遇して、どの機種を冷遇しているのか、こういった全体的な傾向を把握する事が非常に大切となります。

常に同じ機種を優遇・冷遇するとは限らない

とは言っても、こういった優遇・冷遇措置は必ずしも固定的なものではありません。

ある時期から傾向が変わる事もあれば、ある特定日にはこういった傾向、また別の日には別の傾向…といったように、日ごとに変わるケースもあります。

そういった点まで含めて、「このホールはどういった状況でどのジャグラー機種を優遇しているのか」といった事を把握しておくことが、そのホールでのジャグラー稼働で勝利を多く掴むためには必要になってきます。

とりあえずは大前提として優遇されている機種を把握して、その傾向と異なる状況(例えば特定日だけは普段の優遇機種が冷遇されるなど)を把握するような視点でデータを収集してみると良いでしょう。

©KITA DENSHI