高設定の据え置き狙いは設定上げ狙いより強い

ジャグラーシリーズに限らず、スロットの高設定狙いをする上で狙いを定める時、大きく分けて2通りの狙い方があります。

それは、『高設定の据え置き狙い』と『設定上げ狙い』です。

今回の記事では、どちらの狙い方がより有効であるかという点について詳しく解説して行きます。

高設定の狙い方

高設定を狙う場合、大きく分けて2通りの狙い方があるというのは冒頭で触れた通りですが、それぞれについて簡単に解説しておきたいと思います。

高設定の据え置き狙い

前日に高設定であったと思われる台が当日においても高設定であると予想する狙い方。

『据え置き狙い』と表現しているものの、同一設定への打ち変え(設定6から設定6へ設定変更)も含めて『据え置き』と表現しています。

高設定らしきデータとなった翌日に同じ台が同様に高設定らしき挙動を見せる事が多いホールで有効な狙い方となる。

設定上げ狙い

前日に高設定ではなかったと思われる台の設定が当日に高設定へ変更されると予想する狙い方。

明確な特徴を備えた台(前日に最も差枚数や稼働ゲーム数が少ない、直近一週間のデータで最も差枚数や稼働ゲーム数が少ないなど)が高設定へ変更されているような傾向の見られる店で有効な狙い方となる。

据え置き狙いは上げ狙いより強い

2つの狙い方にあえて優劣を付けるのであれば、「高設定の据え置き狙い」のほうが強い狙い目であると言えます。

もちろん、上げ狙いが有効な店で据え置き狙いをしても報われませんから、そのホールの傾向を把握する事が重要であるのが大前提ではあります。

そういった局所的な要素を排して語るのであれば、「据え置き狙いの方が手堅い」と言えます。

据え置き狙いは『設定下げ』or『高設定据え置き』の2択

高設定の据え置き狙いの強みというのは、据え置きであれば高設定である事が確定している事にあります(前日が高設定である事を確信をもって言える場合に限りますが)。

特に強いのは設定変更の痕跡が分かる店で高設定の据え置き狙いをする事。

朝一の立ち回りに関して記した記事とガックンチェックについての記事でも語ったように、設定変更の痕跡が分かる店で前日に高設定だったと思われる台の据え置き狙いをするのは、ジャグラーシリーズの高設定狙いにおいて王道の狙い方と言えます。

「設定変更=設定上げor設定下げ」という店の場合(同一設定打ち直しをしない場合)で設定変更の痕跡が分かりやすい店は、高設定狙いをする上で非常に狙いやすい環境です。

同一設定の打ち直しをする店の場合だと、ガックンチェックの意義は薄れてしまいます。

高設定の据え置き狙いはつまり、「投入した高設定を次の日にも使い続けるか、否か」という二者択一の選択ですから、狙う側としても分かりやすい訳です。

上げ狙いは不確定要素が多い

据え置き狙いに対して上げ狙いは、高設定にたどり着くまでの不確定要素が多いのが難点。

まず第一の分岐が、『設定変更』or『設定据え置き』という部分。

設定上げ狙いをしている以上、設定変更が掛かっていなかった時点でアウトとなるので、この分岐でまずは設定変更をつかみ取らなければなりません。

そして次の分岐としては、『どの設定に変更されたか』という部分。

低設定の打ち変えはもちろん、設定が上がったとは言っても中間設定では物足りないわけで。

高設定、出来れば設定6を打ちたいと考えた場合、設定変更だからと言って期待できる状況とも言えないのが正直な所です。

このように、『設定上げ狙い』には多段階においてのハードルが設けられており、高設定の据え置き狙いよりも「不確か」である場合が多いんですよね。

もちろんホール次第、状況次第ではあるが

度々語っていますが、あくまでもホールの傾向次第で大きく変わる話ですから、常に高設定の据え置き狙いが設定上げ狙いよりも優位に立つわけではありません。

あくまでも条件をフラットにして一般論的に語った場合の話として、「高設定の据え置き狙いの方が根拠として強い」というように認識して貰えると幸いです。

スロッター心理として、どちらかといえば設定上げ狙いをしたがる、前日出ていた台は避けたがる傾向が誰しもあると思います。

しかしそれを逆手に取った設定配分をするホールというのもやはり存在しますから、そういったホールで高設定の据え置き狙いをするのが、最も手堅い高設定を掴む方法かもしれません。

ついつい前日凹んだ台の上げ狙いをしがち(それで結果が出ていない)という人は、高設定の据え置き狙いという視点を新たに追加してみる事をお勧めします。