先ペカ(先光り)時に少しだけ得をする方法(チェリー獲得手順)【ジャグラー先告知時のお得な打ち方】

チェリー

ジャグラーシリーズはGOGO!ランプが光ればボーナス確定という、単純明快なゲーム性が魅力の一つです。

主役となるGOGO!ランプの点灯タイミングは大きく分けると二つあり、「先告知」と「後告知」に分類できます。

先告知とは、レバーオンした瞬間やリール始動時にGOGO!ランプが点灯する告知方法を指します。

それに対して、ストップボタンの三つ目を押して指を離した瞬間に点灯するのが後告知です。

ほとんどのジャグラーシリーズ機種では、後告知がメインであり、稀に先告知される事もあるような配分のバランスになっています。

そういった意味では、後告知に比べると相対的には珍しい先告知ではありますが、これが選択された時に少しだけお得になる打ち方があります。

今回はそんな、ちょっとしたお得情報をご紹介します。

今回の内容は、知っていると大きく得をする話でもなければ、知らないと大きく損をする話でもありません。しかし、ジャグラーシリーズを楽しみ尽くすという意味では有意義な内容となっていますので、是非とも身に着けて頂ければと思います。

先告知とチェリー重複ボーナス

冒頭でも触れましたが、ジャグラーシリーズでGOGO!ランプが光るタイミングは、大きく分けて「先告知」と「後告知」の2種類に分類できます。

先告知はレバーオン時やストップボタン有効時などにGOGO!ランプが点灯するのに対し、後告知は第三停止のストップボタンから指を離した瞬間にGOGO!ランプが光るものを指している点も、冒頭で説明したとおりです。

ジャグラーシリーズの告知タイミングは、後告知がメインです。

後告知の場合、次ゲームに一枚掛けでブドウをフォローしながら打つのが最良の手順である事は、他の記事でも説明してきました。

これを「ブドウ抜き」と言います。

ブドウ抜きの方法については、以下の記事で詳しく解説してありますので、ご存知ない方はご一読ください。

ジャグラーでのブドウ抜き(獲得)方法を分かりやすく解説【1枚掛けでぶどうを揃える手順】

これに対して先告知の場合、リールが回転している状況でボーナスが当選している事が分かっているのですから、そのままボーナス絵柄を揃えに行ってしまった方が良いようにも思えますよね。

しかし、ここで問題となるのがチェリー重複ボーナスの存在です。

チェリー重複ボーナスとは

チェリー重複ボーナスとは、後告知の場合なら左リールにチェリーが出現した状態でペカあるあのパターンの事です。

ジャグラーシリーズの大当たり抽選とは、毎ゲーム65536個のくじ(フラグ)の中から一つを引き当てる事で行っておりますが、そのフラグには大当りの当否以外にも小役などの種類が常に書かれているようなものなのです。

つまり、『大当り=当選/小役=なし』というフラグもあれば『大当り=当選/小役=チェリー』といったフラグもあるという事ですね。

ほとんどのジャグラーシリーズ機種では、ボーナスと重複(同時当選)する可能性がある小役はチェリーだけです

過去の機種では例外的な存在としてピエロ重複ボーナスが存在していた機種(みんなのジャグラー)もありましたが、6号機ジャグラー機種ではそういった機種は今の所は登場していません。

ですから例えば、『大当り=当選/小役=ブドウ』といったフラグは存在しません。

ブドウを引き当てた時のフラグは常に『大当り=非当選/小役=ブドウ』です。

こういった特徴はジャグラーの開発元である北電子が、ユーザーに混乱を与えないようにするために守り続けている伝統です。裏を返せば、実装しようと思えば可能なものですから、将来的にはブドウやベル、ピエロでGOGO!ランプが光るジャグラーが登場する可能性も十分にあります。

チェリー重複ボーナス時に先告知が選択された場合、そのまま揃えるよりも、チェリーを獲得してから次ゲームで一枚掛けをして、ブドウをフォローしつつボーナスを揃えた方がお得です。

とは言え、先告知されただけの状態ではチェリー重複ボーナスか単独ボーナスかの判断ができません。分からない状態でチェリー重複を期待してチェリーを狙ってハズレてしまった場合、だったらそのまま揃えておけば良かったという事になります。

これに関しては、とある打ち方をすると先告知された時にチェリー重複ボーナスか否かを判別する事が可能となります。

先告知されたボーナスがチェリー重複ボーナスであるか否かさえ判断出来れば、チェリー重複ボーナスの時だけチェリーを狙えば良いので、損をする事もありませんよね。

先告知時のチェリー獲得手順

※以下の手順は先告知でGOGO!ランプが点灯した場合、つまりはランプが点灯中であり、なおかつリールが回転中である事が前提となります。

まずは中リールの上段or中段に7絵柄を狙います。

ジャグラーブドウ抜き手順1

この時に7絵柄を枠上に押してしまうと、この手順の法則に当てはまりません。慎重に上段から中段の2コマ以内に赤7を目押ししてください。

中リール下段7絵柄停止時

ジャグラーブドウ抜き手順7

このように7絵柄が下段に停止した場合は、チェリーと重複していない単独ボーナスとなります。そのまま左に7絵柄、右に7とバーの塊を狙ってボーナスを揃えてしまって下さい。

中リール中段7絵柄停止時

ジャグラーブドウ抜き手順3

このように7絵柄が中段に停止した場合、チェリー重複ボーナスが当選している事がわかります。左リールにチェリーを狙って獲得した後、次ゲームに一枚掛けでブドウをフォローしつつ、ボーナスを揃えて下さい。

先述のとおり、最初の目押しで中リール枠上などに7絵柄を押してしまった場合には、この停止形であってもチェリー重複ボーナスではない可能性があります。この手順を実行する時は、最初の目押しを慎重に行う必要がある点についてはご注意下さい。

気分次第で使い分けるのが吉

ここまで先告知時のチェリー獲得手順を説明してきましたが、お分かり頂けましたでしょうか。

ここまでお読みになってきた方の中にも、ジャグラーを打っていて先告知された時、常に神経質になってチェリーを狙う必要があるのかと思う人も少なくないかも知れませんね。

実際のところ、その疑問はまったくその通りだと思います。

このように打つのが最も損のない最適な手順であるのは確かですが、あくまでも「ちょっとだけお得な打ち方」というだけです。そこは気分次第で使い分けるのが良いでしょう。

気を付けたいのは、中リールの目押しは正確に行う必要がある点です。最初の目押しがアバウトになってしまうと、せっかくチェリーをフォローしようとしたのにチェリーが成立しておらず、結果的にはそのまま揃えていた方が良かったという状況になってしまいます。

そういった意味では、しっかりとした中リールの目押しが出来ないのであれば、やらない方が良いとも言えます。

どちらかと言えば、この手順でしっかりとチェリーを獲得できるという事は、目押しスキルが確りとしているとも言えますから、目押しの練習がてら実行するような心持ちでいるのが良いでしょう。

この手順を実行してチェリーを獲得したとしても、得られるメダルはほんの2枚です。

一方で、少しでも無駄なく打つというゲーム性を楽しむという意味では、獲得枚数以上の満足度があります。

この手順が面倒だと感じる方は、サクサクとボーナスを揃えてもらって全く問題ありませんが、こういった「小技」を楽しみたいと思う方は良かったら試してみて下さい。


©KITA DENSHI