ジャグラーシリーズが好きでよく打っているけど勝てない、負けが込むと懐事情的に打てない・・・そんな悩みを抱えている人も多いんじゃないでしょうか。
そんな人のために当サイトでは【ジャグラー勝ち組入門講座】と題しまして、ジャグラーシリーズで継続的に勝って行くために必要な技術や知識を段階を踏んで説明しています。
前回は『高設定投入パターンの癖(クセ)を見抜く方法』について説明しました。
今回は前回説明したような方法で高設定の投入法則(クセ)を見つけ出した後、すぐに実戦で狙う前に結果を検証する事の重要性を説明していきます。
法則に沿って高設定を予想して結果を検証する
前回の講座で説明したような方法で、まずは投入された高設定に何かしらの法則性がないかを探し出します。
そうしたら、その法則(クセ)に沿った形で次の日にどの台が高設定にされるかを予想してみましょう。
もしその法則にいくつかの仮設があるとした場合は、この法則だったら第一候補はこれ、第二候補はこれ…この法則なら第一候補はこれ、第二候補はこれといったように、条件別で色々と予想してみましょう。
その際はくれぐれも「なぜその台が高設定になると予想したのか」という情報も一緒に書き添えておいて下さい。
極端な話、予想が当たっていたとしても「なぜその台が高設定になると予想したのか」という事を忘れてしまっていると、折角予想を当てているのに今後に活かせないような事にもなってしまいますからね。
予想例
〇月〇日〇〇〇店アイムジャグラーEX高設定予想(仮に20台程度設置とする)
- 前日差枚数マイナスの台に高設定が入りやすいと予想
- ひょっとしたら総ゲーム数が少ない台に入りやすい?
- 過去3日間で差枚数が一番マイナスな台も怪しい
前日差枚数マイナス順
- 100番台
- 103番台
- 107番台
前日総ゲーム数最小順
- 100番台
- 107番台
- 115番台
過去3日間差枚数マイナス順
- 100番台
- 102番台
- 118番台
予想に対する結果例
当日のデータを閉店後にサイトセブンなどで確認した所、100番台と102番台が高設定らしき挙動をしていた場合。
100番台は色んな予想パターンで1番候補だったからやっぱり手堅かったか…。でも気になるのが103番台と107番台が弱かった点だな。この2台が全然駄目だった所を見ると前日の差枚数マイナスや総ゲーム数最小というのは関係ない要素なのかも。逆に過去3日間の差枚数マイナス台は上位2台が両方とも当たりだったみたいだから、この店のクセは「過去3日間差枚数マイナス順」をメインで見るべきなのかも知れないな。
事前の予想と実際の結果からこのような事が考えられると思います。
こうやって履歴から読み取れるパターンから比較的精度の高い法則性を見出していく事こそがパチスロの高設定予想を行う上で何よりも重要となってきます。
まずは打たずに結果だけみて答え合わせ
予想が出来たらすぐにでも打ちに行きたい、狙いに行きたいと思ってしまうんじゃないかと思います。
しかしまずはその予想がある程度以上の精度に達するまでは、予想&答え合わせを第三者として検証する事をオススメします。
そうやって自分が見つけ出した法則が少なくとも1/2以上で当てはまると思えてから、自ら狙い台を実戦する事でよりローリスクハイリターンな稼働が出来ることでしょう。
1/2というのは本当に最低限のラインですから、出来れば2/3程度の精度は欲しい所ですね。
日付や曜日や特定日も意識する
高設定の台を予想する上で非常に大事な関わりを持つのが日付や曜日という要素です。
たとえば末尾5の付く日はジャグラーの日といった感じで盛り上げているホールもありますよね(広告規制の関係で露骨に文章では煽っていないでしょうが)。
それ以外にもそのホール独自の特定日(末尾〇の付く日など)であったり、雑誌関係などの取材系のものが絡んでいたり(一昔前で言うところの来店イベント)、そういったものが何もない平常営業とそういった特定日では高設定の入り方なども全然違った事になりやすいです。
またホールによっては「休日には高設定をあまり使わない」という店もあったり、逆に「休日の方が高設定を使う」ようなホールもあったりします。
そういった特徴をデータから見抜く事もジャグラーで勝ち続けるためには必要となって来ます。
ホールがジャグラーを頑張っている日の発見方法についてはこちらの記事をご覧ください。
データと配置の二本柱
前回の講座でも説明しましたが、高設定の投入傾向(クセ)を予想する上での指針は大きく分けると「実戦データ」によるものと「配置」によるものに分けられます。
実戦データによる予想とはつまり
- 前日の〇〇〇が〇〇〇だった台
- 過去3日間の〇〇〇が〇〇〇だった台
- 過去7日間の〇〇〇が〇〇〇だった台
といったような、実際にホールで蓄積された台の遊戯データから高設定の投入傾向を探る事です。
対して配置による予想というのはつまり
- かど台に高設定が入りやすい
- かどから2台目に高設定が入りやすい
- かどから3台目に高設定が入りやすい
- かど台には高設定は入らない
といったような、その台の配置に関わる設定投入傾向の事です。
これらはホールによって扱い方は様々であり、多くの場合で一定のデータに基づいたクセが見られるようなホールでも、時にデータと関係ないような形でかど台に高設定が集中して投入Sされることもありますし、比較的台の配置による配分と思われるものが多いホールにおいても、ふとしたタイミングでデータから読み解きやすい投入傾向を混ぜ込んできたりもします。
こういったパターンは色々なケースを想定しておくことが重要で、無暗に「こうに決まっている」と思いこまない事が肝心です。
日付・曜日・特定日×データ・配置
ここまで説明してきたようなデータには、時にユニークな傾向(クセ)が現れるケースもあります。
例えばそのホールの特定日(末尾〇の日)にはデータ系のクセが出やすく、逆に通常営業では「かど台」や「かど2台」といったかど付近の台に高設定が使われやすい…など。
同じホールでも状況次第で設定の投入傾向に違いが出て来るケースも少なくありませんから、投入傾向を検証する時は「どのような状況で」といった点を大前提として意識する事も必要となってきますね。
それこそ例えば、特定日には高設定らしき台が見られるものの通常営業では高設定らしき台が全くといって良いぐらい見つからないようなホールがあった場合、そんなホールの通常営業に特定日では通用しているクセに基づいた狙いで攻めて見ても無駄足になる事間違いなしですから。
高設定が入っていない環境で高設定を探しても、見つかるのは高設定っぽく見える低設定や中間設定だけですからね。
今回のまとめ
今回扱ってきた内容をまとめると以下のようになります。
- 見つけ出した法則(クセ)に沿って高設定を予想する
- その予想と結果を照らし合わせて法則(クセ)の妥当性を検証する
- 法則(クセ)が十分に実用レベルになったと判断するまでは(最低でも1/2以上の精度)自分で実戦するのは避ける
- 予想する上で重要な要素として日付・曜日・特定日などの要素がある
- 法則の根拠としてはデータ系のものと配置系のものがある
- 特定の日に関してのみ適応できる法則(クセ)などもあるため、ケース毎に検証する事が大切
- 高設定を探す環境に高設定が存在している事が大前提
今回は前回の講座で説明した高設定投入傾向(クセ)の把握をより掘り下げて説明した形になりました。
今回は実際に高設定をホールへ狙いに行く前にこういった形で狙いの精度を上げる事について説明しましたが、こういった「予想→検証」といった流れは実戦を間に交えたとしても変わらず今後も行っていく事であり、ジャグラーシリーズで勝って行く上での基本的なルーチンとなります。
次回の講座では実戦を交えた上でホールで立ち回る中で重要な考え方などを説明します。
それでは今回はここまで。