ジャグラーシリーズに限らず、スロットを打っていると様々な理由で席を離れる事があると思います。
その際にどういった状態なら席を離れても他の人に台を取られないかという事は、スロット慣れしている人ならある程度分かっているでしょう。
しかし、意外と危うい離席をする人も結構多いんですよね。
そこで今回は、スロット一般における離席+ジャグラーシリーズについては特に意識したい事などを書いて行こうと思います。
スロットの台キープとは
ご存知の方も多いと思いますが、ここで一応「台キープ」について説明しておこうと思います。
台キープとは、その台を自分が打っている(遊戯中である)という事を分かりやすく示す事で、他のお客さんがその台に座って打ち始めるような事が無いようにする事。
一般的に台の下皿に何かを入れる事で台キープと見なされる(メダルや私物など)。
一番分かりやすいのはメダルが沢山下皿にある状態ですね。
具体的な枚数は決まっていませんが、少なくとも50枚以上のメダルが下皿にある状態であれば問題なくキープ状態と認識されます。
逆に下皿にメダルが2枚のみとような状況だと、それはキープ状態とはみなされない可能性が高いので、メダルのみで台キープをする場合にはせめて10枚以上は下皿に分かりやすく残しておきましょう。
いくら下皿にメダルを10枚以上残していたとしても、それがコインサンドから伸びているノズルの下なんかだとメダルの存在に気付かれずに台を取られてしまう可能性がありますので、くれぐれも「分かりやすく」して下さい。
メダル以外でも、タバコだったりスマホだったり車の鍵だったりで台キープを行う事が一般的に行われています。
その際に注意して欲しい事は、スマホや車の鍵のような貴重品での台キープは盗難のリスクが高まりますので、極力避けた方が無難でしょう。
何も盗まれないに越したことがないのは間違いありませんが、万が一盗難にあってもそれほど痛手ではないもので台キープをするように心がけて下さい。
ジャグラーシリーズの台キープで特に意識したい事
ジャグラーシリーズは老若男女問わず人気のある機種であり、幅広い年代の人が楽しんでいるスロットコーナーの主役です。
それ故に、当然お年寄りのユーザーもスロット機種の中では群を抜いて多い事は皆さんご存知の事でしょう。
ですから、他の機種で台キープをする際よりも一層重要になるのが「分かりやすくキープする」事です。
例えば先ほど書いたような、下皿に10枚程度のメダルが入っているようなケースを例にして考えて見ましょう。
他の機種であれば、ちゃんと目視できるような形でメダルを下皿内に置いておけば問題なく台キープと見なされるでしょうが、ジャグラーシリーズだと少々不用意な台キープ方法と言えるかも知れません。
というのも、下皿とメダルの色合いが同じ(銀色)であるため、視力が衰えたお年寄りの場合、10枚程度のメダルだと気付かずに座ってしまうリスクが高まる事が予想されます。
これが1BIG分のメダルが入っているような状況なら問題ありませんが、銀色の下皿に銀色のメダルが厚みなく置かれているだけの状況というのは意外と分かりにくいものです。
それ以外にも、色合い的に分かりにくいものを下皿に入れて台キープとするのも誤解の元となるので、ジャグラーシリーズで台キープをする際は、他の機種と比較してもより一層意識的に「分かりやすく」台キープする習慣を付けて下さい。
クレジットのみでの離席は駄目
クレジットにメダルがある状態での離籍をたまに見かけますが、これは絶対にやめましょう。
クレジットのみでも一応は台キープの要件と見なされない事もないのですが、クレジットだけでの離席は非常に紛らわしく、空席だと判断して打たれてしまう可能性が劇的に上がります。
仮にクレジットだけで離席した台が誰かに打たれてしまったような場合、離席した本人はもちろん、クレジットに気付かず打ち始めてしまった人にとっても非常に災難な事態となってしまいます。
無用なトラブルを避けるためにも、クレジットにメダルが入っているだけの状態で離席するのは絶対にやめましょう。
もし下皿に何か入れるものを持ち合わせていないのなら、クレジットを清算して下皿にメダルを出した状態で離席するようにしましょう。
台キープの基本的な考え方
ここまでスロットにおける台キープ+ジャグラーシリーズで特に気を付けたい事について語って来ました。
度々強調してきたように、重要なのはその台を自分がキープしている事を他人から見て分かりやすい状況で離席する事です。
台キープの意義とは、その台の占有権を自分が主張できる…という事ではありません。
台キープの本質は、その台を自分が打っている事を分かりやすく示す事で、他のユーザーが間違って座ってしまう事を防ぐ事にあります。
ですから、台キープと認識されうる状態で離席した場合、間違って座った人が居ても自分の打っている台だと主張できるからセーフ…などと言う話ではないんです。
うっかり間違って誰かが座ってしまう事がないような状態で離席するのは、離席する側に課せられた義務です。
先の例で下皿に10枚以上メダルがあれば…という話をしましたが、もし下皿の形状や色などの影響でそれでも紛らわしいと思うのなら、もっと分かりやすい状態にしてから離席して下さい。
間違って自分の台を打ち始められる方も困るでしょうが、紛らわしい離席の結果として間違って打ち始めてしまった人の方がもっと困っていますからね。
トラブルを未然に防ぐ意味でも、「誰が見ても明らかな台キープ」を徹底していきましょう。