ジャグラーの連チャン後やめどき解説【ジャグ連と設定判別の関係性】

ジャグラーの連チャン後やめどき解説【ジャグ連と設定判別の関係性】

ジャグラーを打っている時に悩む事の一つとして、ヤメ時というのがあります。

後ろに予定が入っていて止めざるを得ないような状況ならともかく、まだ打とうと思えば打てるんだけど…という時にどのようなタイミングで止める判断を下すかは、ジャグラー打ちとして、スロッターとして永遠のテーマのようなものです。

特に、ボーナスが連チャンしている状態、ジャグラーでいうところの「ジャグ連」状態だった場合や、連チャンが止まったタイミング、あるいは大ハマリしている状況だと、様々な妄想が頭をよぎります。

「今連チャンしてるから、ここでやめるのは何か勿体ないな」

「もう少し打てばまたジャグ連が始まるんじゃないか」

「流石にもうそろそろ当たるだろう」

あそこでヤメておけば良かったと思う事もあれば、あそこでヤメなくて良かったと思う事もあります。また実際に行動に移した結果、あそこでヤメておいて良かったと思う事もあれば、あそこでヤメていなければ良かったのに…と後悔することもあるでしょう。

最適なヤメ時というのは中々難しいのですが、ある程度の基準や考え方というものを整えておけば、仮に後悔するような状況になっても、自らを納得させる事ができます。

そこで今回は、ジャグラーシリーズのヤメ時について語って行きたいと思います。この記事を読む事で、後悔する必要のない状況を把握することができます。後悔して然るべき(改善するべき)状況と、後悔する必要がない状況を整理することで、精神衛生的に良好なジャグラーライフを送る事ができるようになるので、ぜひ最後までお読みください。

絶対に止めてはいけないタイミング

まずは大前提として、絶対に止めてはいけないタイミングについて考えてみましょう。

これ以上ないぐらい最悪のヤメ時を考えた場合、どんな状況が思い浮かぶでしょうか。恐らくはジャグラー打ちの皆さんなら、ほとんどの方が同じ光景を想像するんじゃないかと思います。

この状況で止めるなんて最悪としか思えない、もし自分がこのような状況で止めざるを得ないとしたら軽くトラウマになるかもしれない…そんな状況。

それは、GOGO!ランプが点灯している状態です。

ジャグラーシリーズにおいて、リールが回っていない状況でボーナスの成立が確定するのは唯一この瞬間だけですから、この瞬間だけは絶対にヤメてはいけません。成立したボーナスを揃えて、そのボーナスを全て消化しきってから止めるようにして下さい。

いくらなんでもGOGO!ランプが点灯している状態でヤメるなんてありえない…たしかにその通りですね。あまりにも当たり前の話ではありましたが、一応説明させて頂きました。

流石にGOGO!ランプが点灯している状態でヤメるというのは、何か余程の理由がないと有り得ない状況だと思いますが、意図せずにGOGO!ランプが点灯した台を捨ててしまう事もあり得る点は注意してください。

それは、ボタンの接触不良による事故です。

極々稀にではありますが、ボタンの接触が悪いような場合に第三停止ボタンをねじったのが戻り切らない事があります。ボタンが戻りきらずに止めてしまって、しばらくしてボタンが勝手に戻ったタイミングでGOGO!ランプが点灯するようなケースも、全くない訳ではありません。

あとはこれも極めて稀なケースですが、GOGO!ランプの配線が故障してランプが点灯しなくなっている状態というのも、極々稀にですが存在するようです。

止める時は、ボーナス絵柄一直線のリーチ目やボーナス揃い自体を試しに狙ってみたり、ボタンがしっかりと戻っているかを確認してみた方が良いかも知れません。

ジャグ連モードは存在する?

ジャグラーを打っていると、せきを切ったようにボーナスが100G以内に連チャンし始める事があります。こういった事があると「次の当たりから連チャンが始まるかも・・・」といった期待をしてしまうものです。

さらには、もし自分が止めて直ぐそういった連チャンが発生していると、「ヤメ時を間違った!?」と不安になったり、悔しい思いをしたりもするかも知れません。

ジャグラーユーザーなら誰しもジャグ連を味わいたいですし、自分のヤメた後にジャグ連していると、なんだかソワソワしますよね。今ヤメていいんだろうか…ヤメたら後に座った人が連チャンしたりしないだろうか…と。

結論を言いますと、そのような心配は全く無用です。

なぜなら、打ち続けた場合にジャグ連するかしないか、ヤメたあとに次の人がジャグ連するかしないか、これらはどちらも、打ち続けた自分や後に打った人のヒキ(運)次第だからです。

こういった連チャン挙動については、全てが自力でボーナスを引き当てた結果、つまりは「偶然の産物」なのです。自分が打ち続けていたからといって常に連チャンするようなものではありませんし、自分の後にその台を打ち始めた人の連チャンが自分に訪れた保証は全くありません。

ジャグ連については以前別の記事でも扱いましたのでそちらをご覧下さい。

ジャグ連を意識する必要は全くない

ジャグ連とは、結果的にボーナスが連チャンした状態を指す言葉です。ですから、その結果を意図的に狙う事は出来ません。

例えば、もう止めようと思っていた所でボーナスを引き当てた場合、「ここからジャグ連するかもしれない」と考えて続行する必要は全くありません。ジャグラーシリーズには、そのような強制連チャンシステムは搭載されていません。

仮に自分が止めた後に打った人がボーナスを連チャンさせていたとしても、それはなにか「連チャンモード」のようなものを捨ててしまったわけではなく、純粋に後から打った人のヒキです。

ジャグ連はあくまでも結果に過ぎません。ジャグ連を狙う事は出来ませんし、いつからジャグ連するかなども全く分からない事です。ジャグ連はあくまでも、「自分がジャグ連と呼べるぐらい連続してボーナスを引けたら嬉しい」というものであって、それ以上でもそれ以下でもありません。

ジャグ連とは「ついつい期待してしまうもの」

ジャグ連が機械に備え付けられた機能ではなく、あくまでも結果論である事は、ここまで語って来た通りです。

ではなぜ、「ジャグ連」などと言う大層な呼び方が定着しているのかと言えば、その理由はひとえに「スロッターの性(さが)」と言うべきでしょう。

誰しもジャグラーを打っていれば、ボーナスの連チャンを期待していると思います。その期待感に台が応えてくれる瞬間を味わうと、それの再現を常に期待してしまうような状態になります。

そのスロッターとして当たり前の願望が、偶然発生したジャグラーの連チャン挙動に対して「ジャグ連」という、固有の名称を定着させたのだと思います。つまり「ジャグ連」とは、「ユーザーの期待が形になって表れた現象に対して付けられた名前」であるとも言えますね。

特にジャグラーシリーズの機種は、他のパチスロ機種に比べてボーナス確率が高く設計されています。そういった特徴がある事によって、結果的に連チャンを味わう機会が多いのです。ユーザー側も「また連チャンしてくれないかな」という期待感を常に持ちつつジャグラーと向き合っているので、良かれ悪しかれ「ジャグ連」というものを意識してしまうのは当然でしょう。

その期待感こそがパチスロの醍醐味、とくにジャグラーの醍醐味と言えるわけですから、その感覚は大切にしたいものです。一方で、あくまでもユーザー心理が作り出しているものである事も理解しておくことが、ストレスフリーにジャグラーを楽しむ上では大切なことでしょう。

設定判別とヤメ時

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設定を意識してジャグラーを打っている時、その台の挙動が高設定であると判断しているか、あるいは低設定であると判断したかによって、止めるべきタイミングが大きく変わって来ます。

高設定ジャグラーのヤメ時

高設定だと判断している場合、ジャグラーシリーズのようなノーマルタイプは、可能な限り打ち続けるのが正解です。

これがART機やAT機といった終了時間が曖昧な機能を搭載している場合には、閉店ギリギリまで打っていると取り切れずに閉店してしまうリスクがあります。それに対してジャグラーシリーズのようなボーナスのみで出玉を増やすノーマルタイプ機種の場合、閉店ギリギリまで打っても問題ありません。最後の最後にボーナスを消化する時間さえあれば良いので、本当に閉店間際のギリギリまで打ち続ける事が出来ます。

多くのホールでは、閉店時にボーナス消化中であればボーナスを消化し終える所までは打たせてくれるでしょう。ですから、とにかくGOGO!ランプが点灯した状態で閉店を迎える事さえ回避出来れば、ジャグラーシリーズの場合は閉店までの残り時間については全く問題になりません。

どこまでキッチリと打つかは人それぞれ、スタンスによって異なると思います。しかし貪欲に勝利を求めているのであれば、可能な限り閉店間際まで打つ事が正解とは言えるでしょう。

低設定ジャグラーのヤメ時

低設定のジャグラーを打っていた場合のヤメ時は、そのものズバリ「低設定と判断した瞬間」です。

ジャグラーシリーズに限らず、パチスロで勝つために必要なのは「期待収支がプラスの状況で稼働する事」に他なりません。ジャグラーシリーズを打っている中で期待収支がプラスの稼働というのは、機械割が100%を超える設定の台を打つ事です。

言い換えれば、中間設定以上、出来れば設定5や設定6のような高設定を打つ事が勝利のために必要な事の全てと言っても過言ではありません。少なくとも設定4以上の台を打つ事が勝利を掴むための大前提です。

ですから、機械割が100%を下回るような低設定を打っていると判断したのなら、即座にヤメの判断をするべきです。多くのジャグラーシリーズ機種は、設定3がプラスマイナスゼロラインとなります。設定3以下と判断した場合にはやめるというのが、設定を意識したジャグラー稼働としては絶対に譲れないラインとなります。

仮に機械割が100%を超えているとしても、中間設定なら粘らないという判断をするのも、より確実な勝利を求めるなら良い選択でしょう。特に設定3や設定4は、100%を超えているにしても微々たる数値となりますから、そこまで躍起になって粘る必要もないでしょう。

正確にいうなら、仮に設定4が確定している状態なら、きっちりと粘って打ち続けるのも一つの選択肢としてアリですが、設定4である事が確定する状況というのもまずありません。設定4ぐらいはあるんじゃないか…という希望的観測のもとでの稼働は、どちらかと言えば後悔の種となりますので、早めに見切りをつけるのが良いでしょう。

設定判別に要するゲーム数については下の記事をご覧ください。

納得のいくヤメ方をするべき

ここまで、様々なケースにおける「ヤメ時」というものを語ってきました。

どのケースに関しても重要なのは、自分自身が納得の出来る止め方をする事です。

先述のとおり、ジャグラーシリーズに意図的に仕込まれた連チャンは存在しません。しかし、どうしてもジャグ連が気になる、他の人が打ち始めて直ぐにジャグ連が始まったら嫌だ、などの理由でスッキリ止められないという人もいるでしょう。そういった場合なら、例えばボーナス後100Gまでは必ず回してから止めるという風に自分なりのルールを設定するのも良いでしょう。

高設定と判断した場合は可能な限り打ち切るのが正解だと言いましたが、そこも自分が納得できるタイミングでヤメる分には何の問題もありません。高設定と判断してはいるが、もう疲れたから閉店1時間前には止めたいという事であれば、それもまた良いでしょう。

低設定と判断してはいるものの、後の予定までまだ少し時間があるからもうちょっとだけ打つか…という判断も、勝てる立ち回りに反する行動である事を理解した上で実行するのであれば、もちろん問題ありません。

重要なのは、どのケースにおいても自分で納得のいく打ち方をして、納得のいく止め方をする事です。

逆にジャグラーで稼ぐ事を至上命題として考えた場合には、「高設定であれば打てる限り打ち、低設定であればそう判断した時点で止める」という事に尽きます。特にジャグラーシリーズには他のパチスロ機に搭載されているような天井機能やゾーン機能のようなものもありませんから、GOGO!ランプが点灯していないタイミングでのヤメ時というのは、究極的にはコレしかありません。

是非とも、それぞれのスタンスに合った最高のヤメ時を実行して頂ければと思います。そうすれば、よりストレスのないジャグラーライフを楽しめるでしょう。その上で、程よいストレスはジャグラーを楽しむ上での最高のスパイスですから、そんな心地よいストレスを楽しんで行きましょう。

© KITA DENSHI