高設定を捨てるのは勿体ないけどマイナス稼働ではない【狙い台のヤメ時、どこまで粘る?】

悩み

ジャグラーシリーズで高設定狙いをしていると、多分これ悪くない台だと思うんだけどなぁ…と思いながら投資が止まらなくなる事も時にはあります。

そういった時、とことんまで追うスタイルの人もいるでしょうし、その台が高設定であると判断できる根拠に自信があるのなら、その選択が正解だろうとも思います。

しかし必ずしもそこまでの自信は持てない、でも多分悪くない台だと思うんだけどなぁ…と首を傾げてしまった経験のある人も多いんじゃないでしょうか。

今回はそういった時にどういった考え方をするべきか、ある意味ではメンタルコントロールについてのお話です。

出玉の付いて来ない狙い台をどこまで粘る?

高設定だと目星をつけた台を打ち込んで行く中で、素直に出玉が付いてきてくれれば何の苦労もありません。

しかし実際にはそういった恵まれたケースばかりではなく、むしろ投資が止まらなくて困ったことになるケースも多いんじゃないでしょうか。

そういった場合に「出玉が付いてきていないけど高設定の可能性を信じて突っ込む」か「出玉が付いてきていないので高設定の可能性はあるけど撤退する」かの判断で悩む事も少なくない事でしょう。

そういった場合にその判断の分水嶺となるのは、「高設定への自信度合い」という事になります。

極端な話、100%高設定であると断言できるのなら出玉が付いてきていなくても投資を続けて粘るべきです。

一方で、高設定かどうか全く自信が持てなくなったような状況なら、間違いなく止めるべきでしょう。

しかしそこまで分かりやすい状況というのは稀で、大抵の場合は「そこそこ自信はあるけどひょっとしたらハズレの可能性も…」だとか「流石に数値的に厳しくなってきたけど投入傾向的には入りそうな台なんだよなぁ」といったような微妙な判断を強いられる事になります。

そういった時にどうするか…というのが多くの場合でぶち当たる難題です。

正解はない

予め言ってしまうと、絶対的な正解はありません。

もし台の設定を正確に把握する術を持っているのであれば話は別ですが、そうでないなら常に間違った判断をする可能性は付きまとうでしょう。

本格的なプロ思考で言えば、「そもそも当日履歴を気にしないと打てないような台は、狙い台とは呼べない」といった意見もあるでしょう。

それ自体は確かに一理ありますが、多くのジャグラーユーザーはそこまで理詰めで動けるわけではありませんし、そこまで確信を持てる狙い台というものが絞れる環境がそこかしこにあふれているわけでもありません。

さらに言えば、どんなに予想の精度を積み重ねても、不慮の事故とも言えるようなケースで低設定を打ってしまうような事は誰にとってもあり得る事です(設定の打ち間違えなども含めて)。

となれば我々が選択するべき道は一つでしょう。

「その台が高設定であると自信を持って思えなくなったらやめる」

これに尽きます。

たとえその結果、高設定のジャグラーを捨てる事になってしまったとしても。

高設定を捨てる事は勿体ないけれど…

高設定を捨ててしまう事を嫌がる気持ちは良く分かります。

しかし高設定を打つ事と同じぐらい、あるいはそれ以上に重要なのは「低設定を極力打たない事」です。

そう考えた場合、たとえ高設定の可能性がそれなりに見えている台であっても、そこに確固たる自信が持てないのであれば「低設定を打つリスクを回避する意味で止める」という考え方をすると良いでしょう。

高設定の可能性にしがみついた結果として低設定を長時間打ってしまうような事になるのは本末転倒です。

高設定を捨てる事はマイナス稼働ではない

高設定を捨ててしまうと、もし打ち続けていた場合に得られたであろう期待収支の事を考えてしまう事でしょう。

たしかに高設定を捨てるのは勿体ない事ですし、打ち切った場合と比較した場合に損をしているという見方も当然出来ます。

しかし仮に高設定を打っていて、その台が高設定であると判断しきれずに止めてしまった場合、止めるまでの間は高設定を打っていたわけです。

ですから少なくともその台を打たなかった場合と比べればしっかりと内容を積めている事になりますから、決してマイナスの稼働ではないのです。

繰り返しになりますが、高設定を捨ててしまう事は確かに勿体ない事です。

しかしその勿体なさとはあくまでも「高設定を打ち切った時に比べれば勿体ない」という話であって、「打ちきれなかった高設定をそもそも打たなかった場合と比べればプラスの稼働だった」という事実はしっかりと認識しておきたい所です。

長くジャグラーで楽しく勝ち続けたいなら…

ジャグラーを楽しみつつプラス収支をコツコツと刻みたい…そう考えているのであれば、何よりもモチベーションに気を配る事が大切です。

本格的なプロでもなければ狙い台の精度にも限界があるでしょうし、またプロであったとしてもそこまで正確な予想ができる環境というのは限られます。

重要なのは長い目で見てプラス収支を計上することですし、さらに重要な事はジャグラーを楽しむ事です。

ジャグラーで勝つ事は楽しい事ですが、そのためにストレスをため込むというのはナシでしょう。

高設定を捨ててしまったかも…という思いを引きずる事はストレスとなりますし、それがひいてはモチベーションの低下にも繋がります。

長くジャグラーで楽しみつつ勝ち続けたいのであれば、日々の稼働を引きずる事なく、ポジティブに捉えて行きたいものです。

「高設定を捨ててしまったかも…」「捨てるまでは高設定を打てていた」

「低設定の可能性があるから捨てた」「低設定を粘るリスクを回避した」

このように捉えて前向きにジャグラー稼働をこなして行きましょう。