メダルを拾う時に気を付けたい事【床コインの注意点】

コイン

ジャグラーを含めてパチスロを打っていると、ポロっと手元からメダルがこぼれてしまう事があります。

そうした時にメダルを拾おうとするか、あるいは気にせず打ち続けるかは人それぞれですよね。

そんな時に気を付ける点、注意するべき事について説明して行きたいと思います。

メダルorコイン?

まず触れておきたいのは、パチスロで使用する硬貨の事を「メダル」というのか「コイン」というのかというお話です。

人によってどちらを使っているかはまちまちだと思いますが、どちらかと言えばコイン派が多いでしょうか?

正解としては、パチスロで使用する硬貨のことは「メダル」と表現するのが正しいと言えます。

これはパチスロ用語的に、「払出しメダル」とは言いますが「払出しコイン」とは言わないように、基本的にはメダルと呼ぶのが正しい表現だと言えます。

ただ一方で、「コインサンド」のようなコインといった名称が使われているものも存在しており、メーカー側やホール側にとっても非常に紛らわしい状況となっているんです。

一説によると「コイン」と言ってしまうとそれこそ正に硬貨(現金)的なニュアンスが強調されてしまうから「メダル」と表現しているといった話もありますが、実用上ではどちらを使っても良いといったような状況となっていますね。

ただ一応、「メダル」の方が比較的正しい表現であるという事は理解しておいても良いんじゃないかと思います。

メダルを落としてしまった場合

台を打っていて手元が狂ってメダルを床に落としてしまった場合、そのメダルの処遇はケースバイケースで判断するべきです。

自分の足元に落ちた場合

この場合は直ぐに拾っても良いですし、後からまとめて拾っても良いでしょう。

ただし足元にメダルが落ちている状況で離席した場合、店員さんが良かれと思って足元のメダルを拾って下皿に入れてくれるケースもありますので、帰ってきたら足元のメダルが無くなっていた!といったケースはそのパターンである事がほとんどでしょう。くれぐれも隣の人が取ったんじゃ…などと思わないようにしてください。

もしそういったケースが気になるようなら、落した時にすぐ拾ってしまうのが誤解もなく安全ではあります。

となりの足元に落ちた場合

となりの足元(あるいは隣の隣など少し離れた位置)へ転がってしまった場合、状況次第で対応が変わって来ます。

落ちた席が空席の場合

この場合は遠慮なく拾ってしまって良いですし、もし拾うのであればだれかが座ってしまう前に拾ってしまうべきでしょう。

落ちた席に人が座っていた場合

要するに他人の足元へメダルが転がってしまった場合ですが、このケースに関してはスッパリとあきらめましょう

例えばこれが大量のメダルを床にぶちまけたようなケースならともかく、一枚や二枚のメダルであればその損失は20円スロットであっても20円や40円です。

それを得るためにわざわざ他人の足元に転がったメダルを拾うというのはあまりお勧めできません。

しかしもし、どうしても拾いたい場合であれば、落して直ぐに相手に対して断りを入れた上で拾うと良いでしょう。

自分の足元にメダルが転がってきた事実を相手も認識していたとしたら、基本的には拾わせて貰えるでしょう。

間違っても落としてからしばらくたって拾うような事のないようにして下さい。

メダルを拾う事の価値

例えばジャグラーシリーズ(に限りませんが)で高設定の台を打っているような場合、メダルを1枚落としてしまった時にそれを拾ったとします。

この動作をする間にもし3ゲーム程度消化できる時間があったとしたら、場合によってはメダルを拾う事で損をしている可能性すらあります。

例えばマイジャグラー4の設定6(機械割111.58%)を打っていた場合、この3ゲームで得られる期待獲得枚数は1.04枚という事で、ほぼチャラであり正確には0.04枚分損をしています。

これが6ゲームも消化できる時間をかけていたら、それこそ1枚のメダルを拾った結果として2枚分の期待値を失うという本末転倒な結果を招いてしまいます。

落したメダルを放棄するのは勿体ないと感じてしまう気持ちは良く分かりますが、その行動が必ずしも得であるとは限らないのです。

自分の足元にメダルが転がって来た場合

逆に自分の足元にメダルが転がって来た場合ですが、これに関しては人それぞれ異なる対応があると思います。

自分の足元に転がって来たメダルを拾ってあげるという人もいるでしょう。

転がった所から足をどけて相手が拾いやすいようにしてあげるという人もいるでしょう。

足元のメダルを拾う代わりに自分の下皿からメダルを相手に返してあげるという人も中にはいますね。

これらには正解はありませんので、各々がシックリくる選択をして頂ければと思います。

自分自身は基本的に相手が比較的拾いやすい位置であり、なおかつ相手が拾う動作を見せた場合は足を退かせるというスタンスです。

もしメダルがもっと拾いづらい位置に転がってしまったようなケースだと、相手がどうしても拾おうと探し出したら拾って渡してあげますが、そうでなければ何も反応しません。

それが正解だと言うわけではないので難しい所ではありますが、自分はあまり干渉しすぎず、かといって困っていたら助けるというスタンスで対応しています。

あまり気にしない方が良い

メダルを落としてしまってもあまり気にしない方が良いと思います。

先ほども触れたように、1枚や2枚落としたところで失うのは20円や40円程度の話です。

そんな金額のためにストレスを感じるというのは精神衛生上好ましい事ではありません。

落としてしまった側になった時は、基本的に諦めるスタイルがお勧めです。

落とされた側になった場合は、相手がメダルを探すジェスチャーを取ったら協力してあげるのが良いでしょう。

くれぐれも、他人の足元に落ちたメダルを断りのジェスチャーもなく拾ったり、自分の足元に転がって来たメダルを他人が拾いたいジェスチャー見せたのに無視するような事はしないようにしたいですね。