ジャグラーシリーズ内でマイジャグラーシリーズと双璧を成す人気機種と言えば『アイムジャグラーシリーズ』ですよね。
そんなアイムジャグラーシリーズはマイジャグラーシリーズと共に高設定狙いで打つ対象としてもお勧めである事は度々当サイトでも説明してきました。
しかし実は、アイムジャグラーシリーズとマイジャグラーシリーズでは設定判別を進める上で重要な項目が微妙に異なることはご存知でしょうか。
今回はそんなアイムジャグラーシリーズの設定判別について説明して行きたいと思います。
マイジャグラーの設定推測についてはこちらをどうぞ
アイムジャグラーシリーズの設定判別要素
アイムジャグラーシリーズは初期の『アイムジャグラー7』や『アイムジャグラーSP』といった機種ではスペックも多少違っていたものの、『アイムジャグラーEX』と『ニューアイムジャグラーEX』と付く機種に関してはすべての台でスペックが完全に同一となっており、そういった安心感も人気の理由として数える事が出来るのでしょう。
そんなアイムジャグラーの設定判別要素について改めて見て行きたいと思います。
REG確率
多くのジャグラー機種において定番の設定差、とりあえずはここを見て置けという部分ですが、アイムジャグラーシリーズにおいてもやはり重要な設定差のある部分です。
設定 | BIG | REG |
---|---|---|
設定1 | 1/287.4 | 1/455.1 |
設定2 | 1/282.5 | 1/442.8 |
設定3 | 1/282.5 | 1/348.6 |
設定4 | 1/273.1 | 1/321.3 |
設定5 | 1/273.1 | 1/268.6 |
設定6 | 1/268.6 | 1/268.6 |
このようにBIG確率と比べてもREG確率には大きな設定差が付けられており、基本的にはこの点を主軸に推測を進める事となります。
マイジャグラーの場合だとREG確率でも特に単独REG確率に注目する事でより精度の高い判別が可能となりますが、アイムジャグラーに関してはそういった要素は存在しません(単独当選と角チェリー重複当選に有意な差がない)。
小役確率
アイムジャグラーの場合、ぶどう確率の設定差は設定5と設定6を見極める上で有用な判別要素となります。
設定 | ぶどう |
---|---|
設定1 | 1/6.49 |
設定2 | 1/6.49 |
設定3 | 1/6.49 |
設定4 | 1/6.49 |
設定5 | 1/6.49 |
設定6 | 1/6.18 |
アイムジャグラーのぶどう確率に価値があるのは、設定5と設定6の間に比較的大きな差が存在することによります。
アイムジャグラーシリーズの機種は設定1~5までと設定6の間でぶどう確率に設定差が付けられています。
これによって設定6(1/6.18)と設定5(1/6.49)の間に有意な差が生まれているからこそ価値のあるぶどう確率だと言えます。
設定1or設定6といった点を判断するだけならREG確率で十分です。
ぶどう確率によって明らかにしたいのは、高設定の中でもどちらの設定であるか(設定5か設定6か)といった問題なのです。
BIG確率
ジャグラーシリーズの設定判別では重要視されない事の多い要素として有名なBIG確率ですが、アイムジャグラーシリーズはマイジャグラーシリーズに比べるとよりその傾向が顕著に表れています。
マイジャグラー | アイムジャグラー | |
---|---|---|
設定 | BIG | BIG |
設定1 | 1/287.4 | 1/287.4 |
設定2 | 1/282.5 | 1/282.5 |
設定3 | 1/273.1 | 1/282.5 |
設定4 | 1/264.3 | 1/273.1 |
設定5 | 1/252.1 | 1/273.1 |
設定6 | 1/240.9 | 1/268.6 |
このように、設定1のBIG確率はアイムジャグラーとマイジャグラーで同様ですが、設定6はマイジャグラーの方が大分良い確率となっていますね。
マイジャグラーの場合だと少々気になる設定差が付いているBIG確率ですが、アイムジャグラーに関しては設定判別上ではほとんど気に留める必要のない要素と言えそうです(もちろん出玉的な面では沢山当たってくれないと困りますが)。
アイムジャグラー設定判別まとめ
- 基本的にはREG確率で判断する
- ぶどう確率は設定5と設定6の判別において効果を発揮する
- アイムジャグラーの場合はBIG確率に有意な設定差が付けられていないため気にする必要はない
マイジャグラーと比較してアイムジャグラーは設定判別上見るべき点がかなりスッキリとしており、明快であるように感じます。
マイジャグラーの場合、REGの当選契機を把握しようと思ったら通常時常に左リールチェリー狙いを実践する必要があるのですが、アイムジャグラーには(小役取りこぼし的なロスを度外視すれば)そこまで神経質になる必要はなく、より気楽に通常時を回せるというものです。
その分マイジャグラーよりも設定判別の精度を上げるのが難しい(本気で行うならぶどうカウントも必要となる)点があるので一概には言えませんが、適当打ちで気楽に打ちながら緩くアイムジャグラーの高設定を判別しつつ実戦…というのも乙なモノかも知れませんね。
©KITA DENSHI