噂になっていた6号機最初のジャグラー機種ですが、ついに正式発表されました。
楽しみにしていた人も多いと思いますが、同時に不安を感じていた人も多い事でしょう。
一体どんな機種になっているのか、じっくりと見て行きましょうか。
6号機初代ジャグラーの名前は『アイムジャグラーEX』
『アイムジャグラーEX』、非常に耳馴染みのある名前ですよね。
そうです、5号機ジャグラー第一弾として登場して後の5号機ジャグラーの礎を築いたと言って良い名機『アイムジャグラーEX』の名前をそのまま継承する事になりました。
これは即ち「ジャグラーは変わらない」という点をより強調したい意図があったのだろうと思いますし、北電子的にも「この台なら行ける」という確信があってこその『アイムジャグラーEX』襲名でしょう。
過去の例から推測するに、パチスロの名前というのは「同一〇号機内では同じ名前を使わない(使えない)」といったルールあるいは慣習があるものと思われます。例えば4号機と5号機でそれぞれ『ジャグラーガールズ』という機種があるように、〇号機という括りが変われば同じ名前の機種を出しても良いという事なんでしょう。同一〇号機内でも型式名(その台の正式名称)さえ違えば通称が同じ機種を複数出す事は出来ると思われます。
6号機『アイムジャグラーEX』PV
ジャグラーらしさは確りと受け継ぎつつ、新たな要素もプラスされていて非常に楽しい台に仕上がっていそうですね。
6号機『アイムジャグラーEX』のスペック
ボーナス獲得枚数
設定 | BIG | REG |
---|---|---|
5号機アイジャグ | 325枚 | 104枚 |
6号機アイジャグ | 252枚 | 96枚 |
ボーナスでの獲得枚数は大きく下がりましたね。
特にBIG枚数は73枚も減少しているので、20円パチスロの等価交換であれば1460円分減ったことに!
ボーナス確率&機械割
設定 | BIG | REG |
---|---|---|
設定1 | 1/273.1 | 1/439.8 |
設定2 | 1/269.7 | 1/399.6 |
設定3 | 1/269.7 | 1/331.0 |
設定4 | 1/259.0 | 1/315.1 |
設定5 | 1/259.0 | 1/255.0 |
設定6 | 1/255.0 | 1/255.0 |
設定 | 合成確率 | 機械割 |
---|---|---|
設定1 | 1/168.5 | 1/176.2 |
設定2 | 1/161.0 | 1/172.5 |
設定3 | 1/148.6 | 1/156.0 |
設定4 | 1/142.2 | 1/147.6 |
設定5 | 1/128.5 | 1/135.4 |
設定6 | 1/127.5 | 1/134.3 |
5号機『アイムジャグラーEX』のスペックは…
比較の意味で5号機の『アイムジャグラーEX』のスペックも掲載しておきましょう。
『アイムジャグラーEX(AnniversaryEdition,EX‐AE)』スペック情報
設定 | BIG | REG |
---|---|---|
設定1 | 1/287.4 | 1/455.1 |
設定2 | 1/282.5 | 1/442.8 |
設定3 | 1/282.5 | 1/348.6 |
設定4 | 1/273.1 | 1/321.3 |
設定5 | 1/273.1 | 1/268.6 |
設定6 | 1/268.6 | 1/268.6 |
設定 | 合成確率 | 機械割 |
---|---|---|
設定1 | 1/176.2 | 95.9% |
設定2 | 1/172.5 | 96.7% |
設定3 | 1/156.0 | 98.7% |
設定4 | 1/147.6 | 100.8% |
設定5 | 1/135.4 | 102.8% |
設定6 | 1/134.3 | 105.2% |
見比べてみると、全体的に6号機『アイムジャグラーEX』の方がボーナス確率がアップしているのがわかります。
機械割も低設定域に関してはそこそこ上がっていますし、高設定域も若干上がっていますね。
コイン持ち(ベース値)
5号機アイジャグ | 6号機アイジャグ | |
---|---|---|
コイン持ち/50枚 | 約35G | 約40G |
5号機アイジャグに比べて6号機アイジャグの方が5G分ぐらい50枚あたりで回せるゲーム数が増えています。
この差は実際に打っていても十分に体感できるのではないでしょうか。
演出面での新要素
リール上部にJUGGLERランプを新搭載
リールと上パネルの間部分に新たなギミックとして「JUGGLER」の文字をあしらったランプを搭載。
このランプがプレミアム告知パターンやボーナス中などを鮮やかに彩ってくれるようです。
多彩なGOGO!ランプ演出
今までのアイムジャグラーシリーズといえば比較的保守的なジャグラーというイメージがあり、他のジャグラーで採用されているような派手な演出などを搭載しない事に拘りがあったと思います。
しかし本作では、GOGO!ランプがレインボーに輝いたり、CHANCEの文字だけが光ったり、ボーナステンパイ時にランプ周辺にリプレイ絵柄の動物たちが浮かび上がったり…と、様々な趣向が凝らされているようです。
中段チェリーの搭載
他のジャグラーシリーズでは定着した感のある中段チェリー出目ですが、アイムジャグラーシリーズでの搭載は初めてではないでしょうか。
中段チェリーは出目的なインパクトも大きいですから、他のジャグラーで十分に市民権を得たと判断した結果としてアイムジャグラーにも採用する事にしたのかも知れませんね。
新スペシャルボーナス音は串田アキラさん
PVでの見せ方からするとゾロ目で流れるのがこの『みんなのGOGO!CHANCE 歌:串田アキラ』なのだろうと思います。
串田アキラさんと言えばアニメや特撮などの主題歌で有名な方ですが、パチスロ関係でも稀に歌声を聞く機会がありますね。
この曲は北電子50周年を記念したイベントで初披露されたジャグラー公式ソングなんですが、6号機アイムジャグラーEXでめでたくスペシャルボーナス音に採用されたようです。
今までのスペシャルボーナス音とは違った趣のあるこの曲、ぜひホールで堪能したい所です。
導入は2020年春を予定
詳細な日程は不明であるものの、導入は2020年春を予定しているとの事です。
事前の予想では今までのジャグラーシリーズとは違った仕様で登場するのでは?との予想もありましたが、ふたを開けてみれば「ジャグラーは変わらない」という事を印象付ける素晴らしい出来の台となっていて安心しました。
もちろん6号機規則上、5号機ジャグラーとはボーナスの獲得枚数などで違いが出ていますが、それでもこれだけ確りとジャグラーという台を6号機として落とし込んでくれた事を素直に喜んでいます。
ボーナスの獲得枚数が減った分、通常時のコイン持ちは良くなっていますから、必ずしも悪い変更ばかりではありません。
そして演出面ではアイムジャグラーシリーズとしてはかつてないほど多彩なものとなっており、そういった点でも楽しみは付きませんね。
春の導入を楽しみに待ちたいと思います。
追記:新型コロナウイルスの感染拡大により発売を延期する事になりました。
追記:2020年12月より導入開始となります
©KITA DENSHI