5号機ジャグラーから6号機ジャグラーへの移行で起こる錯覚と中間設定との向き合い方

錯覚

ついに5号機パチスロが撤去されてしまいました。

一部の地域で機種によってはまだ残っているものもあるようですが、基本的には多くの地域で5号機パチスロが我々の生活から姿を消しましたね。

そんな中、当然ジャグラーが好きな人は6号機ジャグラーを打っている状況と思われます。

そんな中で感じる「錯覚」について、今回は扱ってみたいと思います。

高設定っぽい台の罠が増した6号機

スペックを見比べてみると分かりますが、6号機ジャグラーは5号機ジャグラーと比較してボーナス(特にビッグ)の獲得枚数が減った分、ボーナス確率が高くなりました。

マイジャグラー4(5号機) マイジャグラー5(6号機)
設定1 1/172.5 1/163.8
設定2 1/159.1 1/159.1
設定3 1/151.7 1/148.6
設定4 1/138.9 1/135.4
設定5 1/132.1 1/126.8
設定6 1/120.5 1/114.6

一見すると然程大きく変わってはいないようにも思えますが、例えば設定4が1/138.9→1/135.4になった事は、稼働している体感としては中々大きな変更点だなと感じています。

このように、ボーナス確率が全体的に高くなった事によって何が起こるかと言えば、5号機ジャグラーの感覚で言えば「高設定っぽい」と感じるような台でも、実は中間設定以下である事が増えたという事です。

特に今は5号機から6号機時代へ移行したばかりですから、どうしても我々の頭には5号機ジャグラーの印象が強く残っています。

そういった頭のままで6号機ジャグラーを見ると、これまで以上に中間設定のマグレに引っかかる割合が増えていると思われます。

中間設定だらけのホールも?

先日別の記事でも扱いましたが、ホールによっては全台中間設定のような扱い方をするところもあります。

4嬉しい?悲しい?ホールが良く使う「全台中間設定」という甘い罠【ジャグラー設定配分/全台設定4】

特に今は完全6号機時代が幕を開けたばかりですから、ホール側も極力お客さんに酷い目にあって欲しくないという思いがあります。

しかし仮に高設定を一定数投入したとしても、残念ながら設定狙いが上手な一部の打ち手が勝ちやすい状況が出来上がるだけで、より広いユーザーに還元する事はできません。

そうなると、やはり一律で全台中間設定といったような「生かさず殺さず」といった具合の調整になるのも仕方ないと言えばそうでしょう。

こういった状況もかなり多いのが、6号機時代をスタートしたばかりのジャグラーコーナーの現実です。

個人的には当然のように高設定が打ちたいと思うのですが、どうしても上手くボーナス(特にレギュラー)を多めに引いた中間設定を打つ機会が増えてしまうでしょうね。

中間設定を許容しつつ、出来るだけ良い設定を意識して、一台に固執しない方が良いかも?

設定狙いをする際は、何かしらの法則なりから当日履歴に依存せずに高設定を狙える事が望ましいです。

例えば、「この店は日付末尾が〇の日には、マイジャグラーの末尾〇に高設定が投入される」というような法則を見出せているのなら、それに越した事はありません。

しかし中々そこまで確信を持てる狙い目も簡単には見つからないでしょうから、現実的には設定投入傾向+当日データを共に参考にしつつ狙いを定める事が増えます。

その際には、もし中間設定が多い状況であると判断したなら、あまり一台に固執する事無く、可能性が高い台へ移動していくようなフットワークの軽さが求められるかも知れません。

当然、そのようなフットワークを必要としないぐらい確固たる狙い目があるなら、それに越したことはありませんが。

全台の平均確率から平均設定を予想して押し引きを判断

例えばマイジャグラー5が12台ある島だとするなら、その12台全台の総ゲーム数、総ビッグ回数、総レギュラー回数を集計して、全台ボーナス確率を算出してみましょう。

その数値が設定で言えばどのぐらいの所になっているかで、その島の平均設定が大凡ですが分かります。

もちろん高設定ほど稼働しやすい特徴がありますので、実際の平均設定よりはやや高めに出やすいのですが、ある程度の参考にはなるでしょう。

この平均設定が極めて低い状況なら、高設定はおろか中間設定すらままならない環境である可能性が高いので、早々に撤退する事をおすすめします。

ただそういった状況でも、極めて強い狙い目があるのであれば話は別です。

極端な話、12台中11台が設定1であっても、1台だけある設定6を自分が打てるなら、それは自分にとっては素晴らしい環境だとも言えますからね。

しかしそういった確信をもてる環境でないのなら、平均設定というものを環境認識の指針として活用する事はお勧めできる手法です。

ハードルを高く見積もるか、中間設定を受け入れるか

6号機のジャグラーシリーズは5号機のものよりボーナス確率が全体的に高くなった事で、ぱっと見では高設定らしく見える台が増えたという話をしてきましたが、それに対する向き合い方は人それぞれです。

よりハードルを高くする事で中間設定を粘るリスクを減らすのも一つでしょうし、中間設定を粘る事を視野に入れてつつ出来るだけ高設定を打てるようにするというのも良いでしょう。

また、よりライトに考えるなら設定4が打てれば十分楽しい&長期的に見ればプラス収支を刻めるわけですから、それを受け入れて稼働するというのも一つの選択肢として大いにアリでしょう。

個人的にはジャグラーをより気楽に打ちたい思いが強いため、マイジャグラーとファンキージャグラーなら設定4までは許容する覚悟で楽しんで行きたいと思います。

ただやっぱりアイムジャグラーについては・・・設定5は欲しいですね。